近年急成長したアイスランド代表、それを叶えた育成改革とは

アイスランドはなぜ大躍進したのか?

ユーロ2016で躍進したアイスランド代表。ユーロ出場の国の中で最も人口が少ないとされる小国がなぜ大舞台で結果を残すことができたのでしょうか。その理由となる育成の改革について解説していきます。

指導の質

Photo:unsplash.com[Catia Climovich]

アイスランドはドイツやベルギーと同様に指導者の質を上げることに重きを置きました。国内のライセンスではなく、欧州全体で認められているUEFAライセンス取得を義務付けました。

アイスランドでサッカーをする子供全員がライセンス保有者からの指導を受けられるということです。さらに指導者に対してプレイヤーの人数を少なくすることで、指導者がより適正な評価ができ選手個々にフィードバックしやすくなりました。

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環境

Photo:Unsplash.com[Adrià Crehuet Cano]

子供達はレベルが近い者同士でプレーします。選手の成長に合わせてレベルが変動するため、優れた選手は飛び級も可能なので、よりレベルアップしやすい環境になっています。

またサッカークラブは、総合型スポーツクラブの中に組み込まれているためサッカー以外にスポーツもできます。地方自治体のサポートで子供が安価でスポーツクラブに所属できるようになっており、どんな家庭の子供も参加しやすくなっています。

指導内容

6-13歳の世代に技術の基礎を教えることにこだわっています。ある程度成長してから、技術の習得は困難だと考えているからです。

指導者全員がライセンス保有者であるため、すべての子供に質の高い技術指導ができます。

まとめ

今回はアイスランドの育成について紹介しました。

ヨーロッパの中では決して強豪とはいえない国でも、育成次第で結果を出せるというのを証明しました。次のユーロでもアイスランドの躍進を期待しましょう。

トレーニングと合わせてプロテインも活用してみましょう↓
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