バルサに現れた新たな神童〜アンス・ファティとは一体何者なのか?

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現バルサの10番、メッシ選手がデビューしてからおよそ15年。この15年間メッシ選手が歩んできたサッカー人生は凄まじいもので、たくさんのタイトルを獲得し、多くのファンを魅了し続けてきました。

そんなメッシ選手もいつの間にか32歳。サッカー史の伝説に残る選手のサッカー人生を見れるのも、残り数年かもしれません。

そんな中突如として現れたバルサの新たな神童。クラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを飾ったアンス・ファティ選手は、今後のバルサになにをもたらしてくれるのでしょうか。

今回はアンス・ファティ選手のこれまでのサッカー人生や実績、プレースタイルについてご紹介させていただきます。

 

アンス・ファティのこれまでのサッカー人生

アンス・ファティ選手はアフリカのギニアビサウ出身。しかし当時ギニアビサウでは内戦が始まっており、収束後も10年以上混乱が続きました。そのため、アンス・ファティ選手の父親は家族を養うためにポルトガル、スペインへと移住を決断。内戦がアンス・ファティ選手を故郷から遠ざけてしまいました。

6歳頃にスペインへ移住すると、セビージャの下部組織へ入団します。その後2013年に現所属のバルセロナの下部組織へ入団。当時はレアル・マドリードからのオファーもあったそうで、バルセロナよりも条件面では良かったと父親が話していました。しかし、当時ディレクターを務めていたアルベルト・プッチ氏から直々にバルサ入りを説得され、その熱意が伝わりバルサ入団が決定します。

 

バルセロナ時代

2019年7月25日には、2020年まで契約を更新し、17歳ながら違約金は1億ユーロ(およそ117億円)に設定されました。

トップチームデビューは2019年8月25日のレアル・ベティス戦。途中出場でピッチに立ったアンス・ファティ選手は、クラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを飾りました。

それだけでなく、8月31日のオサスナ戦ではトップチーム初ゴールを決めると、クラブ史上最年少ゴールを更新。リーガ・エスパニョーラ史上3番目の若さでもありました。

その他にもホームでのクラブ史上最年少先発出場やカンプノウでの最年少得点者を立て続けに更新するなど、17歳ながら大きな活躍を見せています。

9月17日には、チャンピオンズリーグのドルトムント戦に出場。クラブ史上CL最年少出場選手にもなりました。12月10日のインテル戦では、CL史上最年少得点記録を更新。これまで数多くの記録を更新し続けるアンス・ファティ選手が、今後バルサの新たな10番と成長していくのか、注目していきたい選手です。

 

アンス・ファティのプレースタイル

ドリブル

まずアンス・ファティ選手の武器として挙げられるのがドリブルです。左WGを主戦場とするアンス・ファティ選手は、そこからドリブルで仕掛けていき、チャンスを作り出します。スピードに乗ったドリブルからキレのあるターンや切り返し、パターンの豊富さなど17歳ながらしっかりとした技術を持ち合わせている選手です。

バルサの哲学としてWGの選手は非常に重要なポジションです。ワイドに開きドリブルで仕掛け、決定的な仕事をすることを求められます。少なともアンス・ファティ選手はその重要な仕事を行えるだけの技術力を持ち合わせている選手です。

 

周りも活かせる視野の広さ

アンス・ファティ選手はドリブルだけでなく、周りを活かす技術と視野の広さも持ち合わせています。ドリブルをしながらも常に周りの状況が把握できているため、咄嗟にパスに切り替えたり、味方との連携で崩していく場面も多々見受けられました。

若手のドリブラーは特に、積極的に仕掛けていくプレーを求められるかもしれませんが、アンス・ファティ選手はすでにその上のレベルへ近づいているように感じます。まだまだ荒削りな部分もありミスもしますが、とても可能性を感じる選手です。

 

高いシュート技術

アンス・ファティ選手は、すでにリーガでもチャンピオンズリーグでも得点を記録しています。大事な場面でも得点が取れるほど得点能力が非常に高い選手です。

カットインからのシュートはもちろん、センタリングのボールを合わせる技術も素晴らしく、豊富なパターンからゴールを狙えます。身長は大きくはありませんが、迫力のあるヘディングシュートも決めており、アフリカ特有の身体能力を持ち合わせている選手です。今後バルサを背負う選手になるためには、更なる得点能力に磨きをかけなければいけません。

これだけの若さでスター性も技術面も高い才能を感じますし、ファンの方もとても期待しているのではないでしょうか。

しかし以前メッシ選手も言っていましたが、アンス・ファティ選手はまだ17歳。若い選手はとても繊細です。注目されすぎて自分を見失ってしまう選手も少なくありません。私たちサッカーファンも焦らず、温かく見守っていくことが重要なのではないでしょうか。

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