実況解説者の戸田和幸さんが、「魔法使い」と称する選手といえばロベルトフィルミーノです。サディオ・マネ、モハメド・サラーとともにリバプールで世界屈指の3トップの一角を担います。南野とプレースタイルが似ているので、競争相手と目されている選手です。従来のCFとは違い、さまざまなタスクをこなすフィルミーノについて紹介していきます。
国籍 | ブラジル |
ポジション | CF |
誕生日 | 199年10月2日 |
背番号 | 9 |
利き足 | 右 |
経歴
フィゲイレンセ 2009-2010
ホッフェンハイム 2011-2015
リバプール 2015-
プレースタイル
フィルミーノの特徴は攻撃の組み立てにも参加するCFというところです。攻撃時、低い位置からのビルドアップのときに中盤まで降りてボールを受けます。
通常のCFはCBの横にいることが多いですが、フィルミーのはこのようにフラフラと彷徨うようにポジショニングします。これが、魔法使いといわれる所以です。
受けると、DFを引き付けながらドリブルし味方へのスルーパスを行います。そのまま自分もゴール前まで上がっていき、フィニッシュのこぼれ球につめたり、クロスボールをヘディングやボレーをしたりします。
ポストプレーも得意としていて、味方とのワンツーやダイレクトで思わぬスペースにパスを出すトリッキーさも兼ね備えています。試合中は頻繁に顔を振り、周りが見えているのでパスを出すべきスペースを間違えません。
自分が主役になるというよりは、味方のためにスペースを作る動きがメインでマネやサラーを活かすように相手DFを引き付けながらポジショニングします。守備時には最前線からスイッチを入れる役目を担い、マネやサラーの位置も確認しながら的確にプレスをかけていきます。CFの中でもインターセプト数が非常に多い選手です。
エピソード
・ホッフェンハイムに移籍したきっかけとなったのは、サッカーゲームだった
・目の怪我から回復した後の試合で目を隠すようなゴールパフォーマンスをした
・歯が異常なほど白い
・故郷のレストランで居合わせたファン全員にビールをご馳走した
まとめ
今回はリバプールのロベルト・フィルミーノについて紹介しました。数字には現れないような活躍の仕方をする選手で、新しいCF像を築いています。南野のライバルになるであろうフィルミーノをこれからも注目しましょう。
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