今回は、切り替えのスピードとボールを運ぶプレーを意識した3対3対3+2のトレーニングをご紹介します。
このトレーニングは川崎フロンターレU-10が実際に取り入れているトレーニングであり、小学生年代から取り入れやすいメニューです。
攻守の切り替えを意識することは、これから中学・高校に上がってからも必ず役立ちます。
それでは、3対3対3+2のトレーニング方法を詳しく解説していきましょう。
3対3対3+2のトレーニング
トレーニング方法
- マーカーを置いて2つのプレーエリアを作る。
- 3人チームを3つ作り、それぞれ色分けする。(この記事では赤・青・黄とします。)
- 2つのプレーエリアのラインに1人ずつ、パス出しの選手を置く。
- まずは赤と青が攻撃。黄が守備。
- 赤と青は2つのプレーエリアにそれぞれわかれる。
- 赤からプレーをスタート。1人のパス出し選手をうまく使いながら、4回パスを繋ぐ。
- 4回パスができたら、真ん中のラインをドリブルで運んで超えてから、逆エリアの青にパスを出す。
- 守備の黄は、ボールを奪ったら奪ったエリアの逆サイドへパスを出す。(守備で奪ったあとはドリブルで運ばなくて良い)
- 展開が成功したら、奪われた色は守備になる。
詳しく解説
実際に川崎フロンターレU-10が行っているトレーニングをご覧ださい。
動画:youtube[川崎フロンターレU-10の「運ぶドリブル」を身に付けるトレーニング5]
このトレーニングで意識するべきことは、「攻守の切り替え」「ボールを前に運ぶ」ことです。
守備は奪ったあと素早く逆サイドへ展開できるか、奪われたチームは展開させないように、攻撃から守備に素早く切り替えられるか、この攻守の切り替え瞬間のプレーが大事になります。
さらに、攻撃はパスで展開するのではなく、ドリブルで真ん中のラインを超えなければいけません。
パスを回しながら、どうすればドリブルで前に運べるのかを考える必要があります。
常に攻撃の3人がポジショニングを修正しあい、1人のパス出しの選手をうまく使いながら、ドリブルできるスペースを作り出すことが重要です。
このトレーニングは小学生年代にとくにおすすめなので、ぜひ意識して取り組んでください。
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