今回は、胸トラップ〜シュート技術についてご紹介していきます。
ゴール前で浮き球のパスが来た時、胸トラップしてすぐシュートを打ちにいく場面も試合中にはあるでしょう。一連の動作をスムーズに行うためには、いくつかポイントがあります。
そこで、実際のプレー動画を参考に胸トラップ〜シュート技術で意識するべきことやトレーニング方法について、詳しく見ていきましょう。
胸トラップ〜シュート技術で意識するべきこと
まずは胸トラップでいかにシュートをしやすい場所へコントロールできるかが重要になります。
さらに胸トラップは、ボールを弾くのではなく、吸収する・下に落とすようなイメージをもつことが重要です。
ボールを弾いてしまうと、下に落ちてくるまでの時間が伸びてしまい、プレッシャーを受けてしまうかもしれません。
胸トラップ〜シュートまでのスピードを速くするため、相手がプレッシャーをかける時間をなくすためにも、できるだけコントロールを吸収し、下に落とすことを意識しましょう。
参考としてこちらの動画をご覧下さい。
このプレーはコロンビア代表のハメス・ロドリゲス選手が、2014年W杯で見せたスーパーゴール。浮き球のパスを胸トラップしてすぐシュートするシーンです。
まず後方からきたボールを自分がシュートしやすい位置にコントロールした技術。さらに胸トラップのコントロールが弾かれるのではなく、しっかり吸収されています。
だからこそこれだけスムーズにシュートまでいけたのです。このように、トラップの位置・吸収力はとても重要。胸トラップ〜シュートの技術を高めるために、ぜひハメス選手のこのプレーを参考にして下さい。
胸トラップ〜シュートのトレーニング
トレーニング方法
- ゴール前で2つのポイントに分かれる。
- それぞれボールを投げる人とシュートを打つ人に分かれ、投げてもらったボールを胸トラップしてすぐシュート。
- 左右両方行う。
ポイント
- 胸トラップを弾くのではなく、吸収して下に落とすイメージをもつ。
- 胸トラップ〜シュートまでの動作を素早く行う。
- シュートは浮かないように気をつける。
まずは胸トラップを弾かずに吸収・下に落とすというイメージをしっかり持つこと。胸トラップを弾かずにコントロールできることで、よりシュートまで素早くいけます。
さらにコントロールだけでなく、シュートにも気を使いましょう。
浮き球のシュートはどうしてもゴールの上に浮いてしまいがちです。しっかりおさえてボールの中心をミートし、ゴール枠内へ飛ばせるように意識してください。
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