ドリブル能力をトレーニングで研ぎ澄ます
ドリブルする時に相手のディフェンスの動きを見極めることはとても重要です。そしてディフェンスの動きの逆をとることを意識することで、状況を打開できます。
そこで今回は、ドリブル時に相手の動きを見極めるために意識するべきことや、トレーニング方法についてご紹介していきましょう。
ドリブル時は相手の動きを見極める

©Photo:Pixabay.com[RoboMichalec]
まずディフェンスの基本として、縦ぎりと横ぎりがあります。縦のスペースを無くすのか、横のスペースを無くすのかで判断する。例えばボールホルダーに対して縦のスペースをきってきた場合、ドリブルをさせないためや縦パスを入れさせない目的があります。横ぎりの場合は、横パスやサイドへ追い込むため。
それぞれにディフェンスの意図があり、オフェンスはいかにその意図の逆をつけるのかが重要です。
そしてドリブルをしている時。まず相手が縦をきってきた場合はパスを選択するかと思います。しかしただパスを出すだけでは相手の狙い通りです。そこで例えばパスを出した後スピードを上げて動き出し、ワンツーを狙ったり、パスを出すと見せかけてドリブルで仕掛けたりすることで、相手は対応できなくなります。
横をきられたなら積極的に縦にドリブルを仕掛けてシュートまで行ったり、相手を引きつけて最後にパスに切り替えるなど。
相手がどんなプレーをされると嫌なのかを常に考えながらドリブルすることが重要です。
◆関連記事◆
小学生でもドリブル突破!「ダブルタッチ」を習得しよう!
ドリブル時に相手の動きを見極めるトレーニング

©Photo:Pixabay.com[RoboMichalec]
トレーニング方法
- 2対1の対決を行う。(攻撃2、守備1)
- 攻撃側は守備の選手が縦をきっているのか、横をきっているのかを見極め、ゴールに近づくために最適なプレーを判断。
- 攻撃側がシュートを決めるか!守備側がクリアしたら終了
ポイント
このトレーニングのポイントは、ディフェンスの動きを見極めながらシュートまで持っていくこと。守備側が1人なため、必ずドリブルコースかパスコースを限定します。
例えばドリブルコースを限定してきたのなら、簡単に横パスを出すのでなく、あえて少しドリブルで前に運んだ上でパスを出す。パスコースを限定してきたのであれば、縦に仕掛けてシュートを打つか、相手が足を出してきた瞬間にパスに切り替えるなどを意識するようにしましょう。
1番意識してほしいことが、守備側が嫌がるプレーをすることです。縦ぎりをするということはドリブルをされたくないということ。横ぎりをしてきたのなら1対1の状況を作り出したいということ。守備側にはそれぞれ意図があります。
その意図を覆すことで、簡単に相手の逆をとれる。よりシュートまで持っていきやすくなります。このトレーニングでは、相手の動きを見極めその逆をつくことを意識して取り組んでください。
質の良い睡眠で体をしっかり休めよう↓
◆関連記事◆
小学生でもドリブル突破!「ダブルタッチ」を習得しよう!
コメントを残す