1対2の数的不利な状況で守備側はどう対応するべきなのか

実際の試合では、数的不利な状況で守らなくてはいけない場面が出てきます。数的不利な状況でも頭を使い、少しでも相手の攻撃を遅らせることを考えなければいけません。

そこで今回は、1対2の数的不利の状況の中でどのように守備をすれば良いのか、ポイントやトレーニング方法についてご紹介していきます。

1対2の数的不利の守備のポイント

今回は1対2の状況にスポットを当てて考えていきます。例えとして相手の素早いカウンターをくらい、相手が2人で自分が抜かれればゴールキーパーしかいない状況だとしましょう。

この数的不利な状況で考えるべきことは、攻撃をできるだけ遅らせること。ボールを持っている選手に対して飛び込んでしまえばパスで逃げられる可能性が高くなり、プレッシャーにいかなすぎてもスピードを上げられ簡単に抜かれてしまいます。

ポイントとしては自分がボールを奪うのではなく、横パスを多くさせることで味方が戻ってこれる時間を稼ぐことが重要です。

そのためには縦のスペースをケアしながら、パスが出されても対応できる距離を保つこと。飛び込まないことが1番重要でしょう。

1対2の守備のトレーニング

トレーニング方法

  • ペナルティエリアの外から、攻撃2人、守備1人に分かれて対決。
  • 攻撃側は少しでも早くシュートまで持っていくようにし、守備側は横パスの本数を増やさせ、攻撃を遅らせることを意識しながら、タイミングがあればボールカットを狙う。

ポイント

ポイントとして、先程お伝えしたように横パスをさせることで攻撃を遅らせること。なおかつチャンスがあればボールカット狙うことも忘れないことが重要です。

このトレーニングでは追加の守備はいないため、攻撃側が横パスを3本以上出したら守備側の勝利というルールで行っても良いでしょう。

試合中に3本横パスを出させれば、十分他のディフェンスが戻ってこれる時間を稼げています。

また守備側は正しいポジショニングを意識してください。ボールを持つ選手に寄りすぎず、パスが出た方向にも対応できる距離と、縦にドリブルされてもプレッシャーをかけられる距離。この2つのプレーを考え、ポジショニングをとるようにしてください。


動画:youtube[1vs2!ディフェンスでのポイントを解説]


◆関連記事◆
【個の力で複数のDFをぶち抜け!】1対2の状況でも突破できるドリブル技術を習得しよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です