ボールが足に吸い付く技術を身につけるために意識するべきこと
プロ選手の中でもトラップ技術が高い選手は、まるで足にボールが吸い付いているかのようなボールコントロールをします。そういった選手のプレーはとても美しく、見ていて「あんな吸い付くようなトラップがしてみたい!」と思うことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ボールが足に吸い付くトラップ技術を身につけるために意識するべきこと・トレーニングをご紹介していきます。
吸い付くトラップをするために意識するべきこと
プロ選手のように、吸い付くトラップをするために意識するべきことは「ボールと真っ向勝負しないこと」です。
例えばシュートやパスをする場面です。この場合ゴールや味方に向かってボールを前に押し出すようにシュートやパスをします。「ボールを蹴る」という意識をするでしょう。
しかしトラップの場合は、シュートやパスのようにボールを前に押し出すイメージや、ボールを蹴るイメージでコントロールしようとしてはいけません。ボールを蹴れば当然、ボールは蹴られた方向へ飛んでいきます。
吸い付くトラップをするためには、ボールを前ではなく後ろに引くイメージが大切になります。ボールが飛んできたら飛んできた方向に返すのではなく、その勢いを吸収し、包み込むようなイメージを持ってください。
Photo:unsplash.com【@yogendras31】
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吸い付くトラップを身につけるトレーニング
トレーニング方法
- ボールを頭より高く上げる。
- 落ちてきたボールをコントロールする。
- コントロールするとき、どこでコントロールしても良い。
- ボールを引く、吸収して包み込むようなイメージをもつ。
ポイント
今回のトレーニングでは、コントロールする位置は定めません。インステップ・インサイド・もも・胸・頭など色々なところでコントロールしましょう。
その中でのポイントは、「ボールを引く、吸収して包み込むようなイメージ」を常にもってトラップすることです。ボールの勢いを押し返すのではなく、ボールの勢いを無くす・吸収することが大事です。
意識することでも挙げましたが、ボールと真っ向勝負してはいけません。ボールの軌道に合わせながら、優しくタッチしてあげることで、吸い付くようなトラップができます。
ぜひ吸い付くトラップを身につけて、美しい吸い付くようなトラップができるようになりましょう。
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