サッカーにおいて細かいステップワークは非常に重要です。サッカーでは狭いスペースの中でプレーしなければならない場面が多々あるため、少しのスペースでもコントロールしプレーできるステップワークが必要になります。
さらにサッカーは前に走るだけではなく、横にも後ろにも動きますし、自分の思い通りにスムーズに体を動かせる能力を必要不可欠です。
今回は細かいステップワークを身につけるためのトレーニングをご紹介していきます。
細かいステップワークのトレーニング
トレーニング方法
- 2人組を組み、1人がボールを持ち投げる選手、1人がステップしボールを蹴る選手に分かれる。
- ステップをする人の足元にマーカーを4枚十字架のような形でくっつけるように置く。
- まずは前後にダブルステップを3往復し、投げてもらったボールをインサイドパスで返す。
- 次に左右にダブルステップを3往復し、投げてもらったボールをインステップパスで返す。
- これらを交互に繰り返す。
トレーニングの意図
- 前後左右にステップを踏むことで、様々な方向にスムーズに体を運べる能力が身につく。
- ステップを素早く行うことを意識させることで、俊敏性が身につく。
- ボールをトレーニングに取り入れることで、フィジカルではなくサッカーをしているという楽な気持ちで取り組むことができる。
ポイント
このトレーニングのポイントは
- 前後左右のステップを素早く行う。
- ボールを取り入れることで気持ちに余裕をもたせる。
この2つがポイントです。このトレーニングでは特にステップワークを重要視してください。簡単なステップではありますが、素早く行うことで俊敏性が身につき、連続して行うことで細かい動きをするときのプレー体力も身につきます。
またステップワークだけ行うと、どうしてもフィジカルトレーニングをやっている感覚になってしまうため、中学生の年代の子だと集中して取り組まないこともあるかもしれません。
そこで少しでもボールを扱う時間を取り入れることで、少しでも楽な気持ちで取り組んでくれるようになります。
このトレーニングでは
- 前後左右のステップを素早く行う。
- ボールを取り入れることで気持ちに余裕をもたせる。
この2つを意識して取り組んで下さい。
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