第98回全国高校サッカー選手権大会も、残すは決勝戦のみとなりました。今年の高校サッカーは例年に比べてもレベルが上がっているように感じます。
決勝のカードは「青山山田vs静岡学園」。両チームとてもレベルが高く、楽しみな一戦ではないでしょうか。
そしてこの決勝戦、とくに小学生にはぜひ観てもらいたいです。
もちろんどちらが勝つか気になります。ですがそれよりも選手の大会に対する熱い想い、仲間との絆、何よりサッカーの楽しさを心の底から味わってほしいです。
サッカーを始める理由はそれぞれあるかと思います。ですがほとんどの子が「サッカーが好きだから」始めるのではないでしょうか。
中学・高校になってくると、だんだんとサッカーが楽しい、サッカーが好きという気持ちが薄れ、勝ち負けにこだわるようになる子が多くなってきます。
もちろんそれも大事なことですが、何歳になってもサッカーが好きという気持ちは忘れないでほしいです。
今回はサッカーを楽しみながら、なおかつ技術を高められるトレーニングをご紹介していきます。
サッカーを楽しみながら技術を高めるトレーニング
トレーニング方法
- テニスコートを作るイメージで、縦横7m間隔でマーカーを設置。正方形のコートを2つ作る。
- サッカーテニスを開始。ワンバウンドツータッチルールで行う。(バウンドさせていいのは1回、ボールに触っていいのは1〜2回)
- 先に11点決めた方が勝利。
トレーニングの意図
- ボールタッチ数を少なくすることで、どこの位置にコントロールしてどこにボールを出すのかを瞬時に考える能力が身につく。
- ボールが出てくる前にどの位置にボールが来るのかを予測することで、先を読む力・予測力が身につく。
- サッカーテニスというゲーム形式にすることで、みんなで楽しみながら行える。
ポイント
まずはとにかく楽しむことが目的です。小学生の年代の子はとくに、ゲーム形式にしたほうが率先してボールに触ろうとします。
サッカーテニスでは、思いっきり楽しみながら、自然とボールをコントロールする技術・判断力・予測力が身につき、とても効率のよいトレーニングです。
このトレーニングは小学生だけでなく、中学生や高校生でも楽しみながら行えます。
1対1でやるのも良いですし、少しコートを広げて2対2など人数を増やして行うのも良いでしょう。
レベルが上がるにつれ、ノーバウンドで行うとより技術力アップに繋がります。
1番の楽しむということを忘れずに、みんなで行ってみてはどうでしょうか。
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