皆さんこんにちは。ACミランでジュニアコーチをしているトミーです。
今日は、ジュニアユース向けのトレーニングをご紹介します。
このトレーニングでは
- ビルドアップ
- 攻守の切り替え
- ボランチのポジショニング
が鍛えられるトレーニングです。
引いた守備を崩す
様々な戦術があるサッカーにおいて力の差があるチーム同士の試合になると守備に重きを置いた戦術をとるチームと試合をすることがあります。ゴール前で守備固めをしてカウンター1本を狙うスタイルのチーム相手となると、攻撃側は引いた守備を崩す戦術が必要となります。
パスやドリブルを効果的に使い密集した狭いエリアを打開する術を身につけることが必要です。ゴール前での相手の厳しいプレスやインターセプトを何度も受ける状況をトレーニングで作り出し繰り返し精度をあげて取り組みましょう!
7v6+GKトレーニング
【やり方】
- 7v6+GKで選手を配置、マーカーでドリブルゴールを作成
- GKのパス供給からスタート、
- DFはボールを奪うまでゴール前エリア内でのみプレー可能
- ボールを奪ったDFはカウンターでゴールを目指す
【ワンポイントアドバイス】
- ボランチがセンターバックのサポート
- 空いたスペースをケア
ディフェンスのプレーエリアをゴール前のみに限定することでバイタルエリアを密集させます。攻撃側は様々な方法で相手を崩すプレーに努めることがポイントです。
このトレーニングではボランチの選手のオフザボールの動きがポイントになります。飛び出しと空いたスペースのケア、センターバックのサポートと連携しながら味方選手のビルドアップを促します。
DFがボールを奪ったらプレーエリアの制限は解放されるので攻守の切り替えに素早く対応できるようカウンターに対する備えも意識しておく必要があります。
ポジションが流動的に動くサッカーにおいて、たとえ引いた相手であっても攻守両面で誰かが動いたらスペースが空くということを常に意識しながら局面打開に取り組みましょう!

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