【ジュニアユース年代必須の縦へ一本のパス!】6vs6(3vs3+3vs3)で縦への攻撃意識を養おう!

皆さんこんにちは。ACミランアカデミーでコーチをしているトミーです。

今日は、ジュニアユース世代向けのトレーニングをご紹介します。

このトレーニングでは

  • ボールを引き出す動き
  • サポートの質
  • 相手選手の動きを把握する能力
  • 縦パスを通す意識と受けての動き

が鍛えられるトレーニングです。

サポートに必要なのは場所とタイミング

前にボールを前進させゴールを奪うためには縦へのパスは有効です。相手の脅威となる一本の縦パスは通ればチャンスですが、相手ディフェンスも当然警戒しているため簡単には通させてくれません。

味方のサポートの動きでパスコースを作る動きも必要となりますが、同時に前線にいるFWの選手がボールを引き出すプレーをすることも大切です。

縦にボールが入ったら後方の選手はすぐに反応し、追い越す動きや囮の動きで攻撃に厚みをもたせることがより効果的になります。コースを見極めてタイミングよく動きだし、味方と連携してフィニッシュの形につなげましょう。

3vs3+3vs3のタッチ数制限トレーニング

【やり方】

  1. ピッチの半分をコーンで半分に分けゴールを設置
  2. 3vs3で選手をそれぞれ配置しGKを置く
  3. ハーフラインを超えてのプレーは禁止
  4. パスはツータッチ以内
  5. 得点数を競う

【ワンポイントアドバイス】

  • ボールを持っていない選手のサポートの動き
  • 前線にいるFWがボールを貰う動き
  • 次のプレーを予測した視野の確保

縦にパスを通すことがこのトレーニングの最大の目的です。パスの出してと受けての動きに加えて、パスコースを作り出す周りの選手のサポートが重要です。

視野を確保しつつ、プレーの予測とポジショニング意識、ボールを縦に通したあとの厚みのある攻撃までを高いレベルで試合中にも再現できるように繰り返し行いましょう。ディフェンスの選手は相手と同数での守備となるためマンツーマンからパスコースを味方と連携して限定させ、奪ったら素早く縦に攻撃を展開させることを意識させましょう。

いかに相手の守備を出し抜き前線の選手に一本の縦パスを通すかは各年代に共通した攻撃の形なので常に相手と味方の状況を把握しつつ選手個々で共通認識を保ち得点につなげましょう。

このトレーニングは縦パスの意識付けに特化したトレーニングなので得点の形づくりと守備からの素早い攻撃の形を是非参考に取り組んでみてくださいね!

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