皆さんこんにちは。ACミランでジュニアコーチをしているトミーです。
今日は、ジュニアユースやユース世代に効果的な3v3のトレーニングをご紹介します。
このトレーニングでは
- 攻撃時のパスの判断力
- 攻撃時の動き方、攻め方
- 同数のシチュエーションでのDFの仕方
- チームとしての攻撃時/守備時のコミュニケーション
が鍛えられるトレーニングです。
サッカーでは常に、相手がどう動くかを見て行動しないといけません。
ディフェンス時は、「この選手は次どこにパスを出すだろうか」、「どのスペースを狙ってくるか」、「どこをブロックする必要があるか」など。
逆に、オフェンス時は「どのスペースが崩せそうか」、「どう動いたらボールがもらえるか」など、サッカーというスポーツは常に考えながらアクションしないといけないため、すごく難しいスポーツですよね。
この判断力を鍛えるためには、トレーニングの時からチームメイトとのコミュニケーションが必須になってきます。
3対3の数的同数なので、攻撃側は相手選手をどうやって動かし、局面で優位な状況を作るのかを考えながらプレーしていくことを意識しながら、取り組んでみてください。
3v3でパスと攻撃の判断力を養えるトレーニング

【やり方】
1. 青か白チームからボールがスタート。ボール保持チームが相手側のゴール(コーン)を目指す。
2. 赤いコーンはドリブル突破、黄色いコーンはボールをパスで通せばゴールとなる。
3. DFはボールを奪ったら、攻守交代となり、相手サイドのコーンを目指す。
【ワンポイントアドバイス】
- 攻撃側は相手選手をどうやって動かし、局面で優位な状況を作るのかを考えながらプレーする
- 攻める時はボールを保持していない選手ができるだけ動き、スペースを作り出す
- チームとしての攻撃時/守備時のコミュニケーションを大切にする。ゴールを決められたら、決められたチームは原因を考え話し合う
このトレーニングは、Jリーグチームや海外チームも活用しているトレーニングなので、是非取り組んでみてくださいね!

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