皆さんこんにちは、現在千葉のACミランアカデミーでサッカーコーチをやっているアキです。
ジュニアユースのコーチをやっていてよく感じるのが、多くのお子さんは対人を嫌がります。嫌がる理由として、「痛いから」や「怖いから「という言葉をよく聞くのですが、サッカーはコンタクトスポーツのため、どうしても対人の場面が多くあります。対人のことは、サッカー用語で「デュエル」と言います。
「デュエル」とは、二者間の争いという意味を持ちます。 そして、サッカーのデュエルとは、試合のあらゆる局面における1対1の状況のことを言います。 つまり、ドリブルとそれに対する守備やルーズボール、ヘディングでの競り合いなども全てデュエルということです。
シールドスキルとは
では、今回ご紹介するシールドスキルとはなんでしょうか?一件、アニメの魔法スキルみたいに聞こえますよね(笑)
魔法ではないですが、このスキルはサッカーには非常に有効的に使えます。シールドスキルは、「ボールを守り抜くこと」です。ボールと相手の間に身体を入れることによって、相手にボールを取られずキープをするという技術になります。
この技術はどの世代でも必須であり、特に小さい頃から成長させておくのが非常に有効的でしょう。では、トレーニングをご紹介します。
デュエルを恐れず楽しむ方法②〜シールドスキルを身につけよう

【やり方】
1.コーチはボールを縦に出してあげる。選手は一人がボールをキープ、もう一人がボールを奪いにいく。
2.ボールが出たタイミングで、ボールをキープする選手はそのままラインを割る、もしくはターンして抜き去れば勝ち
3.ボールを奪う選手はボールを奪えば勝ち
【ワンポイントアドバイス】
1.相手の動きをみているかを確認してあげる
2.実践を想像させてあげることによって、より効果アップ
3.しっかりとプレーを振り返ってあげる
トレーニングはやらせることも大切ですが、振り返って動きを確認することの方が大切です。
そのため、「何が原因で取られてしまったか」「このプレーはここがよかった」など、できるだけ選手にフィードバックしてあげながら、取り組んでみてください!

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