ドイツの「ドルトムント育成チーム」が取り入れているパス・シュート練習法を紹介
サッカーの試合では、顔を上げて視野を広げ、味方と相手選手そしてボールの位置を把握する必要があります。
ボールや足元に視線を配る回数が増えるほど、視野が狭くなりコート全体の視野確保が困難です。そのことを改善するために、「ドルトムント育成チーム」が実践している練習法を動画を用いて説明します。
2人でできる練習法なので、動画を参照し、ぜひ親子で行ってみましょう!
視野を広げるトレーニング
※2つの練習法について、こちらの動画を参照してください。
動画=YouTube:【サッカー選手が伝えたい練習法】ドルトムント育成年代で行っているトレーニング2つをJFL鈴鹿ポイントゲッターズの選手が実践
<ドルトムント流パス練習法>
- 親子2人で対面パスをする。
- 親はパスを出しながら、顔の横に指で数字を表します。
- 子供は、その数字を答えながらトラップをし、パスを出します。
- これらを繰り返します。
- 今度親は、顔の横に指で数字を表しつつ、子供の正面から左右にずらしたパスを出します。
- 子供は、その数字を答えながらトラップをし、パスを出します。
- これらを繰り返します。
※動画開始41秒からご覧ください。
<ドイツ流シュート練習法>
- 線などを用いて、区切りをつけます。
- 親と子は区切りを境に分かれ、親はDFとし、子供はシュートを打ちます。
- DFの親は、区切りの線より前には行けません。
- 子供も、区切りの線より前には行けないことを考慮し、シュートを打ちます。
- DFの親は、立ち位置より左右どちらか1歩だけ、足を出すことが可能です。
※動画開始3分からご覧ください。
トレーニングを詳しく解説
この2つのトレーニングのポイントは、ボールや足元を見ないで顔を上げ、常に視野を確保することです。
パスの練習では、パスを受けつつも周囲を見渡すことができるようになります。受けたボールを次にどのように活かすか?の判断にも繋がる練習です。
相手DFをかわしつつシュートを打つ練習法を紹介しています。それには、顔を上げボールを大きく横にづらし、相手DFをかわしシュートを打つことが必要です。相手DFとGK位置を確認してからシュートを打つと、ゴールに繋がる可能性があります。
「ドルトムント育成チーム」が実践している練習を親子で行い、視野の確保につなげましょう!
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