サッカーの試合中にも関わらず、ぼーっとしている選手、いませんか?
ポーカーフェイスですごーく考えているのであればよいのですが、大概表情と中身は同じです……。
これから紹介するトレーニングは考えることはもちろんですが、「あーこんなに目まぐるしく動くのかー!」と思いたくなるようなパス&ムーブのトレーニングとなっています。
とてもテンポが速いですが、慣れてくると「ボールと人ってこんなに連動して動けるんだ!」を思ってくれるはずです!
1 オーガナイズ

テーマ
-パス&ムーブキーファクター
-認知
-コミュニケーション
-体の向き
-パストレーニング難易度
-難インテンシティー
-高選手
-4人アクティブタイム
5min道具
-ボール×2
-マーカー
2 ルール

- AとBが同時にスタートします
- Aが青にパス、青はリターンします
- BはCにパス、Cは青にパスします
- 青はCにリターンします
パスをしたら時計(反時計)周りに動きます。
その後は同じルーティーンです。外の選手は青からボールを貰ったら次に移動する場所にいる選手にパス、そのパスを貰った選手は青にパスをするという流れを繰り返します。
3 ポイント
外の選手は次の選手にパスを当てることを忘れない
とても目まぐるしく動くこのトレーニングですが、グループ自体の動きはとてもシンプルです。ただ、やっていくうちに1本のミスがきっかけでぐちゃぐちゃになってしまう可能性もあります。そんな時は、「中から貰ったボールは次の選手にパスだよ!」とアドバイスしてあげましょう。
中の選手は足を止めない
中の選手は想像以上のスピードで対角から交互にパスが来ます。体の向きやパスの質にフォーカスする前に、まずは足を止めずどんどんパスをさばくことを意識させましょう。
外の選手が直線的なダッシュが多い反面、中の選手はターンする数が多くなります。
慣れてきたらグループでリズムを掴む
慣れてきたらグループ全体でリズムを取るようにしましょう。目安として2つのボールがバランス良く同じ間隔で回っているかどうかを見てみましょう。ひとつのボールの回りが早く一方が遅いと、選手達のオフ・ザ・ボールの動きがギクシャクしてきます。その場合はパス回しのテンポを落として、修正するように促しましょう。
参考動画=YouTube:Coerver Pass and Move Squ w 4 players
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