サッカーにおいて攻守の1vs1は基本といえます。カテゴリーを問わず、1vs1の対応が上手い選手が集まるチームは、各選手に優位性がある為、攻守にわたって試合に有利に進める可能性が高くなります。
その中で1vs1のDFに関しては、相手との距離感やプレスのかけ方など、細かい個人戦術として選手たちに落とし込む必要があります。
そこで、プレミアリーグ月間最優秀監督を10回以上も受賞している名将デイヴィッド・モイーズ監督の小さいスペースでジュニアからできる1vs1のトレーニングをご紹介します!
1 オーガナイズ
photo:サカレコ
テーマ
-ゴール前の1vs1トレーニング難易度
-簡単~普通(メニュー自体は比較的シンプルです)インテンシティー
-低~中選手
-2人~アクティブタイム
2~3min道具
-ボール×4~5ほど
-ミニゴール×2
-ビブス2色
-マーカー6個ポイント
-プレス
-相手との距離
-1vs1の対応
2 ルール
- 2チームに別れます。
- コート内1vs1。残りの選手は外で待ちます
- ボールが外に出るorゴールが決まった場合はコーチ(黄色のC)からボールを供給します
- 決まった時間で選手交代し、両チームの得点を競います
3 ポイント
DFはより近い位置まで寄せて相手の自由を奪う
このトレーニングではゴールが近いため、オフェンスの選手と距離を取り過ぎてしまうと相手に自由を与え、ゴールを奪われる可能性が高くなります。
動画にもあるように、コーチからパスが出てオフェンスの選手に届くまでしっかりと寄せる事が大切です。相手が後ろ向きになった時も同様にしっかりと寄せましょう。
また、相手が下がったり左右にボールをずらした際はシュートやドリブルコースの角度も変わってくるので細かい位置の修正が必要になってきます。
オフェンスの選手、ボール、DF(自分)の位置関係を常に意識しながらDFするようにしましょう
タイトに寄せ過ぎない
オフェンスの選手に寄せ過ぎてしまうと背負われた状態から入れ替わったり、かわされやすくなってしまいます。寄せた後はしっかりとストップし、次の相手の動きに素早く対応できるように体の状態を整えることが大切だという事を同時にオーガナイズする必要があるでしょう。
動画=YouTube:Pressing Masterclass With David Moyes 1v1 Pressing
コメントを残す