ロンド(鳥かご)の時のDFって正直きついです(笑)。
特にハイプレッシャーな状態を作る時なんかは1分のアクティブでも息が上がってしまいます。もしもDFを常にフレッシュな状態にできたら、トレーニングとして出したい現象が出しやすくなります。
そんなことができるのか……。できるんです!
リーガ・エスパニョーラのビジャレアルのトレーニングを参考にしながら見ていきましょう!
1 オーガナイズ

photo=サカレコ
テーマ
-ボールポゼッショントレーニング難易度
-難インテンシティー
-高選手
-20人ほどアクティブタイム
2-3min道具
-ボール×1
-マーカー×4
-ビブス2色キーファクター
-認知
-パス
-コミュニケーション
-体の向き
-コントロール
-インテンシティー
2 ルール

photo=サカレコ
- グリッドの外に8人、中に2人、ボールポゼッションする選手を置きます
- 中のDFは2人です
- ダイレクトでボールポゼッションを行います
- DFはボールカットを狙います
- コーチの合図でDFは素早く外に出て、待機しているDFが100%のスピードで中に入りプレスをかけます
3 ポイント
DFの寄せは常に100%のスピードで行う
DFは後先考えず100%の力でプレスをかけます。基本的にその場に止まって予測でボールを取ろうとするのではなく、パスコースを切りながらボールに猛プレスをかけさせます。ジュニアの場合、30秒を目安としてコーチはDFを交代させましょう。
すべての人を経由してスペースをバランス良く使うことが大切
ポゼッションが目的のトレーニングですが、現象として出させたいのが、一部のスペースだけでポゼッションをするとボール奪取の機会が多くなることです。選手にはただダイレクトで目の前にいる味方にパスをするのではなく、100%のプレスをパスによって避けるためには何を見ながらどこにパスを出すべきかを考えさせます。
トレーニングがスタートして間もなく、ボールが奪われた時点でフリーズをかけ、味方、相手、スペースの状態を目視させるのも効果的です。
動画=YouTube:Rondo Posicional Villarreal CF
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