CBからMF、SHからFWなど、パスを当てる際にやられたくないのがインターセプトです。
インターセプトされないように首を振って周りを見ることは大切ですが、プラスして取られづらいコントロールの方法を身に着けておくとさらに実践で生きてきます。このトレーニングでは2パターンのコントロールに加え、発展型の形も紹介します。
1 オーガナイズ
テーマ
-前を向くコントロールトレーニング難易度
-中インテンシティー
-高選手
-6人アクティブタイム
5min道具
-マネキン×3
-ポール×2
-ボール×2キーファクター
-パス
-コミュニケーション
-体の向き
-コントロール
-認知
※このトレーニングは参加選手全員が常にアクティブ状態なため、人数を調整して選手に与える負荷のバランスを取ってください。
2 ルール(パターン1)
- ポールにいる選手がそれぞれボールを持ちます
- 中央のマネキンに背負った状態の2人の選手は決まった横方向にズレてパスを要求します
- 来たボールをワンタッチで反対方向に動かし、2タッチ目で反対の選手にパスします
- ローテーションはパスをした方向に選手が動きます
3 ルール(パターン2)
- ポールに居る選手が落ちてボールを貰いに行きます
- ボールを落とし、素早く外のマネキンの外側にバックステップします
- リターンで貰ったボールをファーストコントロールで反対側に出します
- ツータッチ目で反対側にパスを出します
3 ポイント
DFから離れる前に一度フェイントを入れる
大切なことは、ボールをコントロールするときにDFが遠ざかっていることです。そのために「ズレる」動きを行いますが、単に移動するのではなく、緩急をつけたり、目線を一度反対に置いたりなど、選手たちに工夫させることが重要です。
発展形としてパターン1と2を選手たちに選択させる
発展として選手たちがコミュニケーションを取りボールを貰う場所を決めさせます。パサーの難易度がぐんと高くなりますが、パサーはコミュニケーションを取りながらパスのインパクトギリギリまで、中と外のどちらにも出せる準備をしておきましょう。
動画=YouTube:Passing and Receiving Drills in Daimond Shape

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