壁パスを使ったプレーはよくありますが、その前に1人選手が立ってボールを貰うふりをしてスルーをいれるアイディアパスをやってみましょう。
リズミカルに、そして相手が実際にいるかのようにメリハリをつけた動きをいれていきましょう!!
▶【U12】競争性を持たせたダブルロンドで、スピードとワンタッチの技術を磨こう!
1 オーガナイズ

photo=サカレコ
テーマ
-壁パスを伴う三角形パストレーニング難易度
-易インテンシティー
-中選手
-10人程度アクティブタイム
10-15min道具
-マーカー×3
-ボール×待機人数分キーファクター
-パス
-コミュニケーション
-体の向き
-コントロール
-サポート
※選手の総数は、トレーニングの目的に合ったものに調整してください。人数が多すぎるとアクティブ時間が減ってしまうので、注意が必要です。
2 ルール

photo=サカレコ
- AとCのパスラインにBが立ちます
- AがBにパス、BはそれをスルーしてCに通します
- Bは素早くターン、Cはボールを真っ直ぐに落とします
- Cは落とした瞬間素早くマーカーをプルアウェイ
- BはCがボールを取れるようにパスを出します
- DはCからパスが出る前にマーカーと後ろにいる選手の後ろを通り裏に抜け出ます
- Cは走り出したDへパス
- Dはボールを受け取りAがはじめにいた列の後ろに並びます
※ローテーションはすべてパスを下方向にひとつずつズレて移動します。
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3 ポイント
スルーから落としてもらうまでダイレクトでリズムよく行う
このトレーニングの特徴は、イメージとしてBについたDFをスルーで置き去りにして、さらにCとのコンビネーションでボールを動かす、という感じです。
そしてこれを上手く行うために大切なのが、A、B、Cのリズムです。基本的にこの3人のパスワークはすべてダイレクトで行うようにします。なぜなら、Bの近くにDFがいるという設定なので、もしコントロールしてしまうと、その間に相手との距離が近くなってしまったり、スルーによる誘導の効果が薄れてしまうからです。
慣れてきたらB地点のマーカーを取る
慣れてきたらBのところにあるマーカーを取りましょう。
マーカーは選手がどこにいればよいかを示す便利なものですが、一方でそのマーカーの「型」にはまった動きだけになってしまいます。
AからBへの距離、またBからCの距離の変化、さらにボールをもらう角度の違いでパスのリズムがどのように変化するのか、マーカーを取ることで選手たちに体験させましょう。
動画=YouTube:photo=YouTube:German Training Concepts – 23 Drills in the Passing-Triangle
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