ペップ・グアルディオラの芸術的なサイドチェンジの解説(パート2)! 居るだけで相手守備を崩壊させるSBのポジショニング!!

前回(「ペップ・グアルディオラの芸術的なサイドチェンジの解説! 中盤で自然と数的有利な状態ができるオフ・ザ・ボールの動き!!」)では、SBが開き押し上げる動作で数的優位ができ、サイドチェンジが可能なことを解説しました。
パート2ではなんと、SBがただ居るだけで相手守備が勝手に崩壊してくれるという夢のような戦術の紹介です。前回と同じように図を使いながら解説し、最後に実際のプレー映像で理解を深めるスタイルで進めていきます!

 

SBの最終目的は押し上げながら相手SBを食いつかせること

これはとても典型的なパターンで、ディフェンダーがゴールを守るために常に懸命なプレスをすることを利用します。
そしてこのパターンでは、攻撃側のSB(青2)のポジショニングが鍵となります。
ペップ・グアルディオラの芸術的なサイドチェンジの解説! 中盤で自然と数的有利な状態ができるオフ・ザ・ボールの動き!!」

 

 

1の場合

もしもSB(青2)があらかじめ上がっていたら、相手のSB(赤3)はマークしようとして、さらに相手WF(赤7)は内側のパスラインをブロックしようとします。

 

 

3の場合

もしもSB(青2)がボールを受けようとしたら、相手のSB(赤3)と相手WF(赤7)はそれぞれ目の前の選手をマークしようとします。
ペップ・グアルディオラの芸術的なサイドチェンジの解説! 中盤で自然と数的有利な状態ができるオフ・ザ・ボールの動き!!」

 

2の場合

しかしSB(青2)が「2」のポジションならばどうでしょう?

相手WF(赤7)は内側をブロックすることで、SB(青2)はフリーになります。

 

 

または、相手WF(赤7)がSB(青2)にマンツーマンで落ちてきたら、スペースが中盤に作られます。

 

 

では、相手のSB(赤3)がSB(青2)にアプローチしようとするとどうでしょう? SB(青2)にプレスに行くには遠すぎることがわかります。

 

さらに、相手のSB(赤3)が内側にいるWF(青7)にプレスに行くと、SB(赤3)の背後には決定的なスペースが生まれます。

 

なので、SB(青2)は、相手の中盤のラインにいることで、SB(赤3)とWF(赤7)の2選手に影響を与えることができます。

結論 SBは相手中盤ラインにポジションを取ることで相手SBとWFが誘われパスコースが生まれる

SBの仕事といえば裏に抜けるイメージが強いですが、このように中盤で適切なポジションを取ることでより攻撃の引き出しが広がります。

もちろん、このポジショニングの理屈をチーム全体で理解しなければ上手く機能しないのは言うまでもありません。

それではどれだけ理解できたか、実際の映像(2:02頃から)を見ながらおさらいしてみましょう。

字幕は英語ですが、ここまで読んでくれた方ならプレーを見るだけで理解できるはずです!!

動画=YouTube:Part2: Pep Guardiola’s The Art of Switching

ペップ・グアルディオラの芸術的なサイドチェンジの解説! 中盤で自然と数的有利な状態ができるオフ・ザ・ボールの動き!!」

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