認知力を高めるにはどうしたらいいでしょうか?
実際の試合では、各局面のポゼッションが断続的に行われ、結果として全体のポゼッションへと変化していきます。
そのような状況でかつ高いインテンシティのなかで認知を養うことは、育成年代に欠かせないトレーニングです。
複数のロンドを足して行うロンドを通して、スピーディーな認知のトレーニングを行ってみましょう!
動画=YouTube:RONDO 6v2. FUTBOL
1 オーガナイズ
テーマ
-ボールポゼッション中での切り替えトレーニング難易度
-中インテンシティー
-中アクティブタイム
10-15min道具
-マーカー×4
-ラインが引けるもの
-ボール×1
(ラインが引けるものが無ければマーカーを増やして4セクション形成しましょう)キーファクター
-パス
-コントロール
-サポート
-認知
グリッドのサイズ、グリッド間の距離はカテゴリやレベルに合わせてください。ボールはコーチが持ち、ボールが出たらすぐに配給できるようにしてアクティブタイムの確保しましょう。
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2 ルール
- 6人グループを2つ作ります
- DF側は2人ずつDFに入ります
- グリッド内では6vs2でボールを回し、DFは20秒間ずつ入れ替わっていきます。
- OF側は各セクションに2人までしか入れません
3 ポイント
流動性を保ったボールポゼッション
各セクションに2人までしか入れないのでOF側は流動的なサポートが必要になってきます。ボールを基準にポジションを取るだけでなく、人数のバランスを保つためにOF側6人は常にフロアバランスを認知し続けなくてはなりません。
※セクションの境目でセクション間を移動しやすくするとボールが回り易くなるかもしれません。
強度を保ったプレッシング
20秒間ずつDFが入れ替わるようにルールが設定されているので強度を保たせましょう。プレッシングの際はファーストDFをしっかりと寄せないと二人の間が空き続けてしまうことや、セカンドDFが連動して強くプレスをかけられないという事はあらかじめ提示すると良いかもしれません
様々な要因からボールが回り続けてDFの強度が追い付かない可能性があります。その場合は①グリッドサイズの調整、②タッチ数をアンダー2タッチ、などルールを変えてトレーニングの強度を保ちましょう。
動画=YouTube:RONDO 6v2. FUTBOL
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