ペップ直伝のポゼッショントレーニング
プレミアの強豪マンチェスター・シティー。ペップ・グアルディオラ監督のもと、確かなポゼッションから力強い縦の推進力を見せるスタイルは、多くのファンを魅了しています。そんなマンチェスター・シティーが行っていたボールポゼッションと切り替えを目的としたトレーニングを紹介します。
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オーガナイズ
テーマ
-ボールポゼッション中での切り替えトレーニング難易度
-中インテンシティー
-中アクティブタイム
10-15min道具
-マーカー×16
-ボール×4キーファクター
-パス
-コントロール
-アジリティー
-認知
グリッドのサイズ、グリッド間の距離はカテゴリやレベルに合わせてください。ボールはコーチが持ち、ロストの際に素早く配給できるようにするか、各グリッドのそばに置いてプレーの再会を円滑にできる工夫をするとアクティブタイムの確保ができます。
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ルール
- 5人一組の4グループを作ります
- 4グループはそれぞれボールを保持しようとします
- グループで選手はワンタッチでボールを回します。内3グループには2人のDFがおり、ボールを奪いに行きます。
- もしボールが奪われたグループがあった場合、ボールを奪われた選手とその左隣の選手が、DFのいないグループを探し、そこへ入りボールを奪いに行きます。
- DFがいない1つのグループもボールを循環させ準備をします。
ポイント
ジュニア、ジュニアユースでやると移動の頻度が多くなる
プロフェッショナルの選手たちが行うロンドでは、DFはなかなかボールを奪えないですが、ジュニアやジュニアユースではDFのボール奪取頻度が高くなる傾向にあります。そのため、DFになる選手の移動が多くなり、2箇所、もしかしたら3箇所同時にDFが入れ替わるなんてことも想定できます。
そうなってしまうとポゼッションの意識が低くなる恐れがありますので、その場合は①グリッドサイズの調整、②タッチ数をアンダー2タッチ、などルールを変えてテーマと合うようにしましょう。
DFがいないグリッドの選手たちは、DFの侵入に備えてポゼッションに工夫をする
DFのいないグリッドにDFとなる選手が侵入する時、プレーは中断されません。「DF入った? はじめるよ」なんて悠長なシーンはできない(作らない)ので注意を促しましょう。DFがグリッドに向かってきたら、ポゼッションをしている選手たちが、どこにボールを通せばDFが守備しづらくなるのかを、コミュニケーションを取りながら取り組ませましょう。
ヒントととして、DFがグリッドに侵入する「辺」でパスをしていたら危険な状況だというのを伝えてあげます。
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