同時に複数の課題をこなすことを、マルチタスクといいます。サッカーはボールや周りの選手、空いているスペースなどを同時に見なければならないため、試合中は常にマルチタスクをしているといえます。
紹介する動画はマルチタスクとボールフィーリングが合わさった、マルチフィーリングのトレーニングです。脳トレとしてもおすすめなので、ぜひご覧ください。
サッカーは忙しいスポーツ
サッカーはボールだけでなく、味方や相手選手のポジショニングを見て状況を判断します。さらに年代が上がっていくと、戦術、それぞれの選手の特徴、時間帯、グランドコンディションなどの細かな情報を処理しながらプレーしなければなりません。
こうした情報処理能力や判断力を養うために行うのがマルチフィーリング。動画内で行われているのは、マルチタスクを身につける入門レベルトレーニングです。
周辺視野でボールをとらえる
ボールタッチはその場から動かないように行います。そのためには体の重心を意識しなければなりません。立った状態の重心の位置はおへそのあたりなので、おへその位置が動かないようにボールタッチしましょう。
また、足下だけでなく手元に来るボールのことも見なければなりません。両方をしっかり見ることはできないので、手元にボールが来るときは足下のボールは周辺視野でぼんやり見るようにしましょう。
2人とも足下でボールコントロールを行いながら、手でボールを投げてパス交換すると、さらに難易度を上げることができます。
マルチタスク能力を身につけることで、選択肢をたくさん持ち、さらにその中からベストな判断ができるようになります。マルチフィーリング、ぜひチャレンジしてみてください。
動画:YouTube『みんなこれできる?一度に2つの動作で頭がパニックに!【マルチフィーリング】で基礎技術を高めよう!』
◆関連記事◆
【練習メニュー】間違ったら目立っちゃう、バレンシアの算数ウォーミングアップ
コメントを残す