誰もがやったことのあるボール回し。サッカーに必要な要素が多く含まれています。
しかし、何も意識しないで起こっていると、ただのパス回しになってしまいます。
そこで、「YouTube」にある『T.V R.W.Sドリブル』の変則的なボール回しを紹介します。普通のボール回しよりも、高い判断力が求められるトレーニングになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
詳しいルールは動画内で説明されているので、ここでは実際に練習する上で意識してほしいポイントを解説していきます。
動画:YouTube『※あのバルセロナもやってる※【変則的な3対1練習メニュー】』
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ファーストタッチは遠い方の足

Photo:pixabay.com[KevinMcNairPhotog]
近い方の足の場合、逆サイドにワンタッチでパスを出そうとすると、無理して体をひねらなければなりません。そうなると、パスの精度が低くなりミスの確率が上がります。
また、ドリブル突破を仕掛けるときも、近い方の足でタッチすると角度的に鬼に取られやすくなります。
遠い方の足でトラップすると、広い視野が確保でき、スムーズに次のプレーに移ることが可能です。少しパスがズレてしまっても、できるだけ遠い方の足でファーストタッチをするようにしましょう。
パスを出す方も味方の遠い方の足に出すように心がけます。ドリブル突破ができるかどうかは、パスの質にも左右されます。
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鬼が食いついてきてからパスを出す
ボール回しはパス交換のリズムが大切ですが、ときにはわざと足下にピタッとボールを止めタメを作るプレーも必要。ボールを持っている選手に鬼が近づいた分、スペースが広がるので、次にパスを受けた人がドリブルで突破しやすくなります。
実際の試合でも同じです。ポゼッションをしている状況で、ディフェンスが寄せてくる前にパスを出しても、相手の守備はなかなか崩れません。
ディフェンスを食いつかせてパスを回していくことで、徐々に相手の守備がズレていきギャップが生まれます。そうすることで、ドリブル突破やスルーパスが狙いやすくなるのです。
直前でプレーの選択を変える
ボールを受けるときに鬼の動きを見て、トラップできるのか、ワンタッチでパスを出すのか、ドリブルで突破するのか判断します。
しかし、受けるボールの質や味方のサポートの位置によっては、次にしようとしていたプレーを変えなければなりません。
例えば、
- パスをしようとしたが、鬼の移動が遅くれたのでドリブルに変える
- ドリブルをしようとしたが、パスが弱いのでトラップに変える
というように、ギリギリでプレーの選択を変えられると、ボール回しのレベルが上がります。常に選択肢をいくつか用意し、プレーを変えられるようにすることで、試合中もボールを失わないようになります。
タッチ数を制限すれば、展開が速いなかで判断力を鍛えることができます。ぜひ練習に取り入れてみてください。
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