マークの技術で大切なことは、マークしている相手、ボール、そしてボールホルダーの位置を常に確認することです。
首を振って見ることも大切ですが、その前に視野を最大限に広げられる体の向きを保つようにプレーしなければなりません。
オーガナイズ
- テーマ:相手、ボール、ボールホルダーを確認できる体の向き
- 選手:3v4+GK
- 道具:ボール、ゴール
- エリア:35*30m(内、横10mのZ2を設ける)
- アクティブ時間:5分
- レスト時間:2分


ルール
- オフェンスはチームはゴールを目指す。オフェンスはZ2に自由に侵入できるが、シュートはダイレクトでなければならい
- ディフェンスはZ1でボールを奪う。ただし、ボールまたはオフェンスがZ2に侵入した場合は、ディフェンスも入ることができる
- ゴールが決まった場合は、Z1にボールを戻してからスタート
- ディフェンスのボール奪取、GKのキャッチ、ピッチアウトもZ1にボールを戻す
現象
守備の技術はリアクションによるものが多く、どうしても受け身な印象となります。
しかし、ディフェンスは視野を広く保ち多くの情報を取り入れることで、相手のプレーをコントロールしたり予測したりすることができます。
このトレーニングでは、その基礎となります。
プレーの目的はボール奪取ですが、各ディフェンダーは相手、ボール、ボールホルダーが視野に入る体の向きを作りながら行うことがポイントです。
数的不利にしているのは、一人のディフェンダーが複数の相手を見ないと守りきれない状態を作っているから。
また、得た情報によって適切なポジショニングを取っているかも、指導者が見るべきポイントです。
視野に関しての問いかけ
- 今何が見える?
- 今よりもっと視野が広がる体の向きは?
- 何をみてプレーしなければならない?
ポジショニングに関しての問いかけ
- 相手との距離はどうやって決めたらよい?
- Z1とZ2では守備の仕方が変わる?
- 数的不利で守るためにはどんなポジショニングをしたら良い?

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