【U8】「ここは通さない!」。相手の前進を阻止するマークのトレーニング

【U8】相手の前進を阻止するマークのトレーニング

ジュニア年代に守備を覚えてほしい時、単に「マークして!」と伝えるのではなく、大きく2つのテーマにわけると選手も理解しやすくなります。

このトレーニングはそのうちの一つ「ボールの前進を防ぐ守備」をテーマにしたものです。

オーガナイズ

  • テーマ:マーク(前進の阻止・遅延)
  • 選手:1v1+フリーマン
  • 道具:ボール
  • エリア:10m*12m
  • アクティブ時間:3分
  • レスト時間:1分
オーガナイズ

ルール

  • はじめ、中でプレーする選手に攻撃と守備の役割を決める
  • どちらかのフリーマンから同じエリアにいる攻撃の選手にパスをしたらスタート
  • 攻撃と守備の選手はボールをもらうまで反対のエリアに侵入できない
  • 攻撃は運ぶドリブルで反対のエリアに侵入し、反対側のフリーマンにパスをすることを目的とする
  • 攻撃は反対側のエリアに侵入してからそのエリアのフリーマンにパスができる
  • 守備は攻撃が中央に引かれた線を超えて反対側に前進させないことを目的とする
  • 守備は攻撃が反対側にいくまで、同じエリアでプレーしなければならい
  • 守備は攻撃のボールを奪取したら、そのまま攻守交代となり、反対側のフリーマンを目指す

現象

サッカーの守備の目的は、「ボールを奪いに行く」ことです。その結果としてゴールが守られた状態になります

ただ、闇雲にボールホルダーに向かえばチームの形勢が悪くなることもあります。

  • 最終ラインが高く守備陣が足並みを揃えてリトリートをする
  • 数的不利で他の選手が戻る時間が必要

こういった場合はどの年代のサッカーでも現象として出てきます。

こうした状況から回復するために、相手の前進を防ぐ守備の方法を意識させるトレーニングはとても大切になります。

このトレーニングでの最大の目的は前進の阻止と遅延です。中央に引かれたラインを味方が作った守備のラインだと仮定して、それより先に進めさせないようにします。

そのためには

  • 相手が進む縦のコースを消す
  • 相手のボールコントロール時に飛び込まない

の二点がキーファクターとなります。

もちろん相手を追いやって明らかに優勢な状況であったり、インターセプトを狙える場合は、積極的にボールを奪いに行かせましょう


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