スペインサッカーでは、カバーする人をさらにカバーするペルムータという概念があります。
※詳しくは『カバーリングは連続する。カバーをカバーする概念「ペルムータ」を知っているか?』を参照して下さい。
このペルムータの習慣をつけることで、守備のラインを増やし、失点の確率を下げることができます。
そのトレーニングを以下に紹介します!
オーガナイズ
- テーマ:時間稼ぎのためのペルムータ
- 選手:6+6+3GK
- 道具:ボール、小ゴール、大ゴール
- エリア:半コート、半コートの中央にラインを引きZ1、2にわける
- アクティブ時間:5分
- レスト時間:2分
ルール
- スタートのポジションは以下の図の通り。GKはそれぞれのゴールに、半コートの中央に引かれたラインを境目にZ1に守備(赤):攻撃(青)=4:2、Z2に守備(赤):攻撃(青)=2:4の人数でポジションをとります。
- 攻撃チーム側のGKからサイドの選手にボールが配給されたらスタート。スタートの瞬間ボールが出された方のサイドにいるZ1のSB(赤)が、ボールホルダーにアプローチします。
- 青はZ2を4+2GKでボールを動かしながらZ1へ突破するタイミングを伺います。
- Z1の侵入はパスでもドリブルでも構いません。
- もしZ1に突破したら、攻撃チーム選手は全員Z1に侵入できます。
- 守備チームは「アプローチ」した選手のみ戻ることができます。つまりZ1には4人の守備の選手がいることになります。
- 攻撃の選手がゴールを決めた時とZ1ゴールラインのボールアウト時には守備チームのGKから再スタート。
- 守備チームがボールを奪取したら、小ゴールどちらかを目指します。この時、Z1に侵入したらZ2には最大4人、それぞれのチームが入ることができます。
- 守備の選手がゴールを決めた時とZ2ゴールラインのボールアウト時には攻撃チームのGKから再スタート。
- 攻撃チームがスタートする時は、全選手がポジションについてから、守備チームのスタートはポジション復帰とは関係なしに、できるだけ早くはじめること。

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