パスをもらう時に周りを見る習慣をつけてほしいのは、どの指導者の望みでもあります。
「技術あるけどボール取られるんだよな〜」と思う選手にはなおさらです。
ボールのもらい方を指導する時のキーワードとして「半身」がありますが、その動作自体のトレーニングだけでは、なかなか上手いボールのもらい方は身につきません。
3つのレーンを実線で見させることで、角度と面積を見える化する!
そこでこの3レーントレーニングの登場です。
U8であればペナルティエリアほどのグリッドで、縦に3つにわけます。
3人でプレーします。2人は短辺に立ち、残る1人はグリッドの中に。ボールは外の選手のどちらかに持たせれば準備完了です。

こんな感じ
目的は真ん中の選手がボールを受けたら、反対の選手にパスをします。これを1、2分行います。
しかし、中にいる選手にはルールがあります。それは:
- ボールを受ける時に両端の選手を首を振らずに見れるポジションをとる
- ターンはできない
この2つです。
ここでわざわざ3レーンにした意味が出てきます。
同じレーンに3人がいると、中の選手は2人を同時に見ることができません。仮に「コーチ見えるよ〜」と選手が言ってきたとしても、ルール2「ターンはできない」に引っかかるはずです。※もし、上手く行かない時は、グリッドを調整して下さい。
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