サッカーで周りを見ることが重要なのは、誰しもが知っています。
しかし、指導者が選手に「周りを見て!」と伝えた時、選手が何を見ればよいか知っていなければ、その選手は成長しません。
選手が見るべきものは、ボール・スペース・味方・相手・ゴールのどれでしょうか。
正解は「すべて」です。
きっと指導者は、試合中に先に上げたどれか(もしくはすべて)を選手が見ていなかったため、「見て」と伝えたのでしょう。
遊び感覚で周りが見るトレーニング「ストップ!」
この「ストップ!」というトレーニングは、ボールポゼッション中に指導者が合図を出して、選手がその場に固まるというものです。
固まったら指導者は、選手に様々な問いかけをします。
- 君の後ろには何人味方(相手)がいる?
- 一番広い(狭い)スペースは?
- 拡大(生まれている)スペースは?
- 縮小(なくなっている)スペースは?
- 自分にはマーカーがいる?
- パスコースはいくつある?
- 一番遠い味方はどこ?
などです。目をつぶってもらったり、手で目隠しさせたりするとズルができなくなります。
コメントを残す