今回は、ゴール前に上がってくるセンタリングやセットプレー時のDFの対応能力を高めるトレーニングをご紹介します。
サッカーはセットプレーから多くのゴールが生まれやすいため、セットプレーでの守備能力はDFには不可欠です。
そこで、動画を参考にゴール前に上げられたボールの対応能力を高めるトレーニングを詳しく解説していきましょう。
ゴール前に上げられたボールの対応能力を高めるトレーニング
トレーニング方法
- ゴール前にはオフェンスとディフェンスがそれぞれ3人ずつに分かれる。
- サイドからクロスボールを上げる。
- オフェンスはシュート、ディフェンスはクリアを狙う。
- ディフェンスは必ずポイントを意識して行う。
- 両サイドから交互にクロスを上げる。
詳しく解説
まずはトレーニングの参考に、こちらの動画2:30から始まるプレーをご覧ください。
動画:youtube[【元バルセロナ】フェルマーレンから学ぶ競合いの極意が凄すぎた!!!]
この動画では、フェルマーレン選手がセットプレー時DFが意識するべきポイントを解説しています。
(前半ではゴールキックやクリアボールの対処法が見られます。)
このトレーニングのポイントは、「DFラインで連携して修正すること」「常に半身の状態で構え、相手に合わせて対応を変えること」これらが挙げられます。
DFラインで連携して修正する
まず大事なことが、DFラインで連携し合い、細かくポジショニングの修正を行うことです。
ゴール前では当然オフェンスも1人だけではなく、複数人が飛び込んできます。
その中で1人のDFが全員を把握することは難しいです。
だからこそDFラインで連携して、組織で守る必要があります。
常に半身の状態で構え、相手に合わせて対応を変える
さらにどんなボールでも素早く対応できるために、常に半身の状態で構える意識を持ちましょう。
体を半身にすることで、前にも後ろにも対応できます。
さらに、相手選手がどういった選手なのかを把握し、対応方法を変えることが重要です。
例えば体が強い選手であれば、少し距離をとって入れ替えさせないようにすること。
スピードがあって動きが速い選手であれば、常につま先立ちで構え、素早く対応できるようにするなど、相手に合わせて対応方法を変えると良いです。
ぜひ意識して取り組んでください。
◆関連記事◆
【サッカー練習メニュー】リトリートするDFラインを突破する絶妙縦パスを習得するための6v6+2+GKトレーニング
コメントを残す