カウンター時のドリブルコース
今回は、実際のプレー動画を参考に、カウンター時のドリブルコースについてご紹介していきます。
自陣のゴール付近でボールをカットしカウンターを仕掛ける場面。相手DFの枚数も少なく、素早く攻撃を仕掛けることが重要です。
その中でボールを運ぶとき、ドリブルコースの選択は意識するべきプレーでもあります。
それでは、動画を解説しながら詳しく見ていきましょう。
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カウンター時のドリブルコース
まずはこちらの動画1:20の場面をご覧下さい。
動画=YouTube[【ハイライト】フライブルク×デュッセルドルフ「19/20 ブンデスリーガ 第23節」]
相手のコーナーキックの場面。これをクリアし、前の選手に繋げると一気にドリブルでスピードを上げカウンターを仕掛けます。
そのままゴール前までいきシュートを決める。
長い距離をスプリントし、スピードも素晴らしかったプレーですが、1番注目して欲しいのが、ドリブルのコースです。
ドリブルで全員を振り切ったかに見えましたが、後方からDFがものすごい勢いでプレッシャーをかけてきました。
この場面で、プレッシャーにきたDFから逃げるようにドリブルをしてしまうと、追いつかれてしまう可能性が高いです。
しかし、この場面のようにドリブルのコースを中央・相手の前に位置することで、DFのスピードを落とすことができる。
さらにもしこの状況で、DFがドリブルする選手を倒してしまうと、後方からのチャージ+決定的な場面の意図的な阻止となり、レッドカードをもらう可能性がとても高いです。
こういった場面では、DFのスピードを落とすためにあえてDFの前にドリブルのコースをとり、スピードを落とさせることで、シュートまでいけます。
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後方の状況も把握するべき
このようなカウンターの場面で、もしドリブルをしていた選手が後方の状況を気にせず、そのたままっすぐドリブルしていたら、DFに追いつかれ得点できなかったかもしれません。
DFが後方から来ていることを把握していたため、ドリブルのコースを変え、シュートまでもっていけたのです。
たとえ自分がフリーたったとしても、何も確認せず余裕を持ってプレーすると、DFに奪われてしまう。このような余裕のあるプレーをしてはいけません。
前後左右だけでなく、後方の状況も把握した上で、最適なプレーをしましょう。それこそが、本当に余裕のあるプレーができる選手へと繋がります。
ぜひドリブルのコースどりも気にしながら、取り組んでみて下さい。
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