【動画解説】ボールに触らなくても相手をかわせる技術がある!

ボールに触らなくても相手をかわせる技術

今回は、実際のプレー動画を参考に、ボールに触らなくても相手をかわせる技術についてご紹介していきます。

試合中相手をかわすときはドリブルしたりパスをしたり、ボールに触ることで相手をかわしている。しかし、今回ご紹介する技術はボールに触れなくても相手をかわすことができます。

それでは、プレー動画を参考に詳しく見ていきましょう。

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ボールに触らなくても相手をかわせる

まずはこちらの動画0:27の場面をご覧ください。

この場面では、パリ・サンジェルマンのディマリア選手がボールに触ることなく、相手をかわしています。

ディマリア選手が行なっているのは、ボディフェイント。まずボールをトラップせずにボディフェイントをして、ボールをスルー。その後もプレッシャーをかけてくるDFに対して、左右交互に1回ずつボディフェイント。計3回のボディフェイントを行いました。

1回目のボディフェイント

まずボールのこぼれ球を拾うために動き出す。相手もこぼれ球を狙ってプレッシャーをかけてきたため、あえてボールに触らずスルーすることで、逆をとることに成功しました。

1回目のボディフェイントは、ボールを追う勢いのままトラップすると見せかけることで、相手を騙せています。

2回目のボディフェイント

しかしDFも追い続け、再びプレッシャーをかけてきます。そこでディマリア選手の利き足でもある、左足のアウトサイドで左側へ抜くと見せかけてボディフェイント。

2回目のボディフェイント時点で、DFは大きく揺さぶられています。

3回目のボディフェイント

ディマリア選手はこの状況でも常に冷静で、より正確に相手を抜けるために3回目のボディフェイントを行いました。

2回目のボディフェイントで揺さぶられ体勢を崩していたDFは、完全に体勢を崩し転倒。

ディマリア選手はボールに触れることなく、簡単に相手の逆をとって抜いていきました。

スムーズな体の動き

なぜこのようなプレーを行うためには、左右どちらにもスムーズにステップすることができる能力、自分の体を支えるバランス力などが必要でしょう。

もしディマリア選手に自分の体を自在に動かせる能力や、バランス力、スムーズなステップ能力などがなければ、これほど簡単に相手をかわすことはできなかったのではないでしょうか。

ディマリア選手はこれら全ての能力が高いからこそ、ボールに触らなくてもボディフェイントだけで相手をかわせたのです。

このプレーを見ると、改めてサッカーはボールを扱う技術だけあれば良いわけではないということがわかります。

普段のトレーニングから、自分の体がスムーズに動けているのか、自在に動かせているのか、意識しながらプレーする必要があるでしょう。

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