【動画解説】ベルギー代表デ・ブライネから学ぶ相手を抜くドリブルの秘訣

緩急のあるドリブルが相手を抜く秘訣

今回は、実際のプレー動画を参考に、シンプルな緩急でDFをかわす技術についてご紹介していきます。

サッカーではドリブル、パス、オフザボールでも緩急を使ってプレーすることで、より良い攻撃を繰り出すことが可能。しかし、実際にどんなタイミングで緩急を使えば良いのか分からない子もいるのではないでしょうか。

そこで、ドリブル時の緩急を使うタイミングについてプレー動画と一緒に、詳しく見ていきましょう。

シンプルな緩急のドリブルでDFはかわせる

まずは、こちらの動画0:56の場面をご覧ください。

動画=Youtube「【プレミア最高の司令塔】ケヴィン・デブライネ – ゴール/パス/スキル集 2017-18 Kevin De bruyne 2017-18

この場面では、マンチェスター・シティのデブライネ選手がシンプルな緩急のドリブルで2人をかわしています。

なぜ何も特別なことをしているわけではないのに、ここまで簡単に2人のDFをかわせるのでしょうか。

緩急のタイミングが絶妙

この場面、デブライネ選手のドリブルを見ると、緩急のタイミングが完璧です。

まずトラップをしたときはスピードが上がっていません。その後1人目のDFが前方からプレッシャーをかけてきたタイミングで、スピードを上げてかわしています。

トラップ時が「緩」であり、相手がプレッシャーをかけてきた瞬間に「急」とスピードを変化させているでしょう。

そして1人目をかわすと、また「緩」に戻ります。そして2人目がプレッシャーをかけてきた瞬間に、また「急」にスピードアップ。

この一連の動作の中に、4つのスピードの変化がありました。「緩→急→緩→急」このようにスピードの変化を明確にさせることで、2人に囲まれたシーンでも、個人の力で切り崩しています。

ポイント

ポイントとして、相手がプレッシャーをかけてきたときに必ず「急」にしていること。「緩」のスピードにすることで相手を引き出し、その瞬間のタイミングで一気にスピードを上げているのです。

これがもし「緩」のところがなく、ずっとスピードを上げてプレーしていたら、ボールを奪われていたかもしれません。それだけ緩急のプレーは、有効的なプレーなのです。

デブライネ選手は決して足技に優れる選手ではありません。ネイマール選手のような華麗なフェイントはしませんが、それでも緩急をうまく使って、簡単に相手をかわしてしまいます。

例えすごい足技ができなくても、デブライネ選手のような緩急を覚えれば相手をかわすことは可能。ぜひ意識して取り組んでみて下さい。

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