日本の選手のパススピードはなぜ遅い?小学生年代から意識すべき3つのポイントとは

パススピードを上げるために意識すべきことは3つ

昔から海外の選手と比べて、日本の選手はパスのスピードが遅いと言われてきました。そしてこれは今も変わっていないといえるでしょう。欧州サッカーとJリーグを見比べてみてみると、残念ながらその差を実感することができます。

なぜ日本サッカーのパススピードは上がらないのでしょうか。パススピードを上げるためには何を意識すればよいのでしょう。

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なぜパススピードが上がらないのか

なぜ日本の選手はパススピードが上がらないのでしょうか。それは「状況認知力の不足」と「出すパスへの意図」が込められていないからではないでしょうか。

例えば右サイドから左サイドへ大きくサイドチェンジを出すとき。海外の選手は速く鋭いボールを蹴ります。
なぜならサイドチェンジは手薄になった逆サイドへ素早くボールを送ることで、相手守備陣を打開するために行うからです。もしこの時ふわっとした遅いボールを蹴れば、その間に相手はスライドして守備陣形を整えることができてしまいます。それではサイドチェンジの意味がありません。

「ピッチ全体の状況を把握し、どこから攻撃すれば有効的なのかを把握した上で、ボールを受けた選手が素早く仕掛けられるような速く鋭いボールを選択すること」

海外の選手は、「状況を把握・認知したうえで、その場面に適した意図のあるパスが出せる」ということが特徴です。これが「海外と日本の大きな差」なのかもしれません。

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パスの緩急を使っていない

ドリブルでも動き出しでも、サッカーでは緩急が大事だと言われますが、それはパスでも同じことです。日本の選手のパスが遅いと言われる理由として、この緩急を使い分けられていないことも挙げられるでしょう。

ヴィッセル神戸で活躍するイニエスタ選手も、遅いパスを出すときはあります。しかし縦パスを出すとき、攻撃のスピードを上げるときには、パススピードを上げて攻撃にアクセントを加えています。このパスの緩急の使い分けがとても上手です。イニエスタ選手のパスは、この緩急の使い分けと鋭い変化があるからこそ、決定的なチャンスを作り出せるのではないでしょうか。


動画:YouTube【神ワザ】イニエスタ(Iniesta)選手のパス精度が半端ないことが分かる練習 ヴィッセル神戸公開練習より

パススピードを上げるにはどうすれば良いのか

パススピードを上げるためには、状況認知力の向上とパスの意図を明確にすることが重要です。

さらに、ミスを恐れないことです。一言にサイドチェンジと言っても、速く鋭いボールを蹴るのと、ふわっとした遅いボールを蹴るのとでは、前者の方がミスをしやすいです。
しかしミスを恐れていては、いつまで経ってもパスのスピードは上がりません。攻撃のアクセントを加えるためには、パスの緩急は絶対に不可欠です。

さらに、インステップのパスを正確に行えるようになることも重要です。インステップはインサイドよりも強く速いボールが蹴れます。縦パスやサイドチェンジのときにインステップで速いボールが蹴れるようになれれば、パスに緩急が出る。インステップの技術は必ず身につけておくべきです。
これは小学生年代から意識して取り組むべきでしょう。「パスはインサイドが基本」という概念をなくす必要があるのかもしれません。

ミスを恐れるのなら、ミスをしないようにトレーニングをすれば良いだけです。小学生年代から意識すれば、おのずとパススピードが上がるでしょう。

  1. パスの緩急をつけること
  2. そのために状況認知力を向上させ・パスの意図を明確にすること
  3. そしてインステップの技術を高めること

これらのことを日頃の練習から意識して取り組むことが重要です。

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