フィジカルモンスター酒井宏樹
現在リーグ・アンのマルセイユで活躍し、今季Jリーグ復帰を決めた酒井宏樹選手。
2009年のJリーグ柏レイソルでプロデビューを果たしてから、2012-16シーズンのブンデスリーガ、ハノーファーと着実にレベルとキャリアを積み上げていき、海外のサッカーメディアからもSBとして定評があります。
そんな酒井選手の凄さとはどんなところにあるのでしょうか? 様々な角度から見ていきましょう!
性格 ピッチ外では優しく謙虚
183cm/75kgの体格とやや強面な風貌な酒井選手ですが、性格はとても優しく謙虚。アルベルト・ザッケローニ氏が日本代表監督の指揮をとっていた時、つい何事にも謝る酒井選手に対して「ことあるごとに『ごめん』と謝るのをやめるように」と注意したほどです。
また、柏レイソルユースの時には日本テレビの山本紘之(やまもと・ひろゆき)アナウンサーとともにプレーもしていました。その時酒井選手は高校1年生、山本アナは高校3年生でした。
動画=YouTube:世界が絶賛! 酒井宏樹 名門マルセイユでレギュラー
1対1の勝負は日本人トップクラス
酒井宏樹選手のストロングポイントは、1対1の強さにあります。単に強いというだけでなく、スピード、テクニック、フィジカルといった様々な特徴を持った選手すべてに対して果敢にマークしボール奪取に成功しています。
あのブラジル代表のネイマール(PSG)選手にもガツガツと寄せに行っているので、きっとネイマール選手にとってかなり嫌な選手に違いありません。
動画=YouTube:Hiroki Sakai(酒井宏樹) ● Defensive Skills & Assists ● 2018/19|HD
もはや痛そう!速すぎる高速クロス
高速クロスは酒井選手の十八番です。
ピンポイントに加え、キックモーションが小さいためマーカーのブロックに当たりにくい特徴があります。
サイドからスピードが乗った状態でこの高速クロスを防ぐことができなければ、相手チームは失点を許してしまうことになります。
動画=YouTube:【酒井宏樹(マルセイユ)|プレー集】攻守に光る万能サイドバック|今シーズンのスーパープレーをおさらい!|リーグアン 2019-20
ネイマールの人種差別発言疑惑にも男の対応
9月30日に行われたPSG戦で、ネイマール選手がマルセイユDFアルバロ・ゴンサレス選手に暴力を奮った事件に対して、ネイマール選手は同選手から人種差別的発言を受けたからと弁明。
さらにこの試合で多くマッチアップした酒井宏樹選手に対して、今度はネイマール選手が人種差別的な言葉を言い放ったとされ、大きな騒動となりました。
結局、試合を統括しているフランス・プロサッカーリーグの規律委員会は「証拠不十分」で2選手に処分を科さないと発表。
あくまで試合中に起こった「些細」な出来事と捉えている酒井選手。もしかしたら心中思うことがあるかもしれませんが、過去のことをスパッと切り捨て気持ちを切り替えている姿は、まさにプロフェッショナルです!
酒井宏樹選手のプレー動画まとめ
動画=YouTube:酒井宏樹 解体新書【弱気な鉄壁サイドバック】How to Hiroki SAKAI Gori Gori Skills.
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