バルセロナのレジェンドで元スペイン代表MFのシャビから「つながるパス」を学ぼう
FCバルセロナやスペイン代表でプレーし、現在はカタールリーグのアル・サッドSCで監督として活躍しているシャビ・エルナンデス氏。
2010 FIFAワールドカップでは、パス成功率91%という驚異の技術力の高さを見せたレジェンドです。
日本では「止める」「蹴る」練習が重視されていますが、試合の中でとても大切になってくるのが「パスでつなぐ」ことです。
そんな大切な「つながるパス」についてシャビ先生から学んでいきましょう。
動画:youtube[APRENDE a PASAR como XAVI HERNÁNDEZ]
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オーガナイズ
- 中央に2mほどのグリッド
- グリッドの中央にレシーブ役の選手1人
- レシーバーの左右と前方にミニゴール
- 前方のミニゴール近くにパサー役のコーチ
となっています。
トレーニングは3セッションに分けられています。
セッション1 コントロール+パス(〜3:09)
パスをしたい方向に近い方の足でコントロールし、反対側の足でパスをします。常に身体を動かしながら行いましょう。
3の正面の時は、同じ足でパスをします。
セッション1のポイント
- 行きたい方向にプレーをするために、方向づけをしたコントールを行う
- 常に(足を)動かした状態でいること
- ボールはじっとしていない
セッション2 コントロール+パス(3:09〜4:32)
パスをする方向に遠い足でコントロールして、反対の足でパス。この時コントロールからパスまで、時間をかけずにボールを動かしましょう。
セッション2のポイント
- コントロールを継続する
- 常に1タッチでコントロールをしようとする
- 強いパスはコントロールをサポートする
セッション3 DFを背負いながらコントロール(4:32〜6:15)
DFを背負いながらボールを迎え入れ、オープンスペースへ体をひらいてコントロールします。ボールを受ける前に、相手(DF)がどこにいるのかを確認しましょう。
セッション3のポイント
- ボールを受ける前に、相手のポジションをみること
- オープンスペースへ方向づけたコントロールを行う
まとめ
セッション1とセッション2では、ボールを受けてからパスを出すまでなるべく時間をかけずに動かしています。
足元でしっかりボールをコントロールし、焦らずに落ち着いてパスを出すことが大切になります。
セッション3では、ボールを受ける前に相手の位置を確認することが大切ですが、この時、シャビ先生は手で相手の位置を判断しています。相手を振り返って自分の目で確認することもできますが、手を使って距離感を感じることで反対のオープンスペースへの動きが自然な流れでできるようになるでしょう。
質の良い睡眠で体をしっかり休めよう↓
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