【初心者】サッカーをはじめたばかりの人は必見! 9つのポイントを押さえてインステップキックを習得しよう!

サッカーをはじめたばかりの人にとってキックの方法を理解することはとても大切です。

たくさんボールを蹴ることで上達するのは確かですが、どんなことに注意して行うかを頭で理解するのも重要です。

ここでは強く飛距離が出るインステップキックの方法について9つのポイントを上げながら解説していきます。

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POINT1 ボールをよく見る

©Photo:Pixabay.com[phillipkofler]

「えっ、当たり前じゃん」と思った人、意外とボールを見ていない人が多いんです。

はじめは止まったボールからキックのトレーニングを始めるのが良いのですが、慣れてきたら徐々に動いているボールでチャレンジしていきます。その時にすべてのキックの時に共通して身につけたいのが①ボールを見て②蹴りたい方向を見て③再びボールを見る、という動作。横断歩道を渡る時の「右見て左見て右見て」と同じ感覚で習慣にしてしまいましょう。

ボールばかり見ているとどこにボールをキックすればよいかわかりませんし、反対にボールを注視しないと自分が思っているキックが上手くできませんので、見るという動作を大切にしましょう。

POINT2 ボールへのアプローチは少し斜めから入り、最後の一歩は少し大きく

Photo:Pixabay.com[phillipkofler]

ボールに近づく時は斜めに入るようにします。

インステップキックは、靴でいうと靴紐が通っている部分にボールを当てるので、真正面から侵入してキックするとつま先が地面に当たり痛い思いをします(もちろんうまく蹴れません)。蹴る時は身体を斜めにする必要があり、そのため斜めに入ることで自然とそのフォームになりやすくなるのです。

「じゃあ何度なの?」と思った人。人によって体格は様々なので、こればっかりは何度もトレーニングをしていくうちに、自然体でキックしやすい角度がわかってきます。

また、蹴る直前の一歩は大きく入りましょう。軽くステップするイメージです。そうすることで軸足にパワーがたまり、力強いキックができるようになるからです。

またまた「じゅあどのくらいステップすればいいの?」と思ってしまった人。やはりこれも何度もトレーニングスをする中で、自分に最適なステップがわかってくるはずです。

POINT3 軸足のつま先を蹴る方向へ向け、ボールの横に踏み込む

ボールをキックする前は大きくステップすることがわかりました。ではその足(軸足)はどこに置けばよいのかというと、ボールの横に置きます。慣れてきたら動いているボールを蹴ることになりますが、この時もボールの移動を予測して、軸足が着地した時にボールが横にあるように調整します。

この時に軸足のつま先は蹴りたい方向に向けます。こうすることで、身体全体が自然と蹴りたい方向を向き、正確なキックをするサポートをしてくれます。

POINT4 軸足の柔軟性

軸足がが着した時は、必ず膝を曲げます。こうすることで全身で作られたパワーの衝撃を吸収することができるからです。

たしかに、関節が曲がっているとパワーがそこに吸収されてしまうことになりますが、それでも適度に曲げることで咄嗟のケガを防ぐことができます。

POINT5 上半身は腕でバランスを取り、軸がぶれないように

キックをする時は下半身だけでなく、上半身のバランスにも気をつけます。基本的は蹴り足とは反対の腕を横に広げて、身体が斜めになりすぎないように気をつけます。

身体の軸にも気をつけましょう。胸が空を向いたり、反対に地面を向きすぎるとパワーをボールにしっかりと伝えられなくなってしまいます。頭から腰、そして足のくるぶしにかけてひとつの線が通っているとイメージして、なるべくぶれないように意識しましょう。

POINT6 インパクトの瞬間は足首を固定する

蹴る前から足首をガチガチに固める必要はありません。

人間は何かと接触する時、自然に筋肉が硬直する仕組みになっているためです。ただ、インステップで正確にインパクトするために足の指をグッと丸めて「面」をしっかりと作りましょう。

POINT7 インパクトは「ボールの中心」を「足の甲」で

ボールの中心とは、ボールを地面に置いた時に、地面から垂直にボールの中心、そしてそこから90度曲がった部分を指します。

ボールの下を蹴ると、バックスピンがかかった山なりのボール、下を蹴るとドライブがかかったボールになりますが、まずは真っ直ぐに飛ぶキックをトレーニングしていきましょう。

POINT8 足全体ではなく、ひざから下でスウィング

Photo:pixabay.com[MarkThomas]

軸足をボールの置く際、自然と蹴り脚がスウィングになるのですが、それは何も力を入れてない状態です。ボールのスピードを変化させたり、高さを調整するには、特にひざから下のスウィングを意識しましょう。

スウィングのタイミングによって、どのようなインステップキックになるのか、色々と試してみましょう。

POINT9 蹴った足はそのまま前へ

蹴った脚をそのまま前へ出すことで、そのままプレーに入ることができます。また、軸足で溜めたパワーを蹴り足で最後まで伝えることができます。

蹴り足は上に上げるのではなく、あくまでも前に出すようにします。そうすることでボールをふかすことなく、前方に力強くキックすることができるからです。

まとめ 経験者でもキックフォームは確認しよう!

POINT1〜9は、サッカー経験者なら誰しもが知っていて指導されていることです。

そのため、普段から意識することは少ないと思いますが、時々自分のキックフォームを確認することをおすすめします。成長やコンディションによって、現在の蹴り方が最高のキックになるのか確かめた方が良いからです。

また、細かい話になりますが新しいスパイクを買った時は特にキックの質を確認しましょう。スパイクの革、質感、スタッド、紐からなるフィット感が、自分のキックにどう影響しているかを見てみると、実際のパフォーマンスはもちろん、怪我の防止にも繋がります!

動画=YouTube:マリノスサッカースクールのコーチが教える!インステップキックのコツと練習方法

トレーニングと合わせてプロテインも活用してみましょう↓

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