ピピこと中井卓大 トップチームの練習参加で昇格を目指す!

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トップチーム昇格へ向けて、また一つステップを上がった

スペイン1部リーグのレアル・マドリードのフベニールBに所属するMF中井卓大選手(17歳)は「ピピ」の愛称でチームメイトからも慕われています。

出典:Instagram【@pipirm22】

トップチームの練習へ参加

ピピ(中井卓大)が2020年10月12日にレアル・マドリーのトップチームの練習に参加しました。
当時インターナショナルウィークで12人の選手がチームを離れている状況下で、この時期にジネディーヌ・ジダン監督がカンテラから選手を呼ぶのは通例のようです。招集されるのは、カスティージャ、次にフベニールAの選手がそのメインとなりますが、ピピが所属するフベニールBから飛び級で呼ばれることも珍しくはないといいます。
インターナショナルウィークで、練習に呼ばれたからといって即トップチームに昇格できるわけではないとはいえ、下のカテゴリーの選手たちにとってはトップチームの監督にその実力をアピ―ルする、またとないチャンスといえます。ピピの場合も、トップチームという頂きにたどり着くまでまだいくつものステップを駆け上がる必要がありますが、この出来事は現在のクラブ内でのピピへの評価の高さを示しています。
2014年にマドリーに入団してから、テクニックは素晴らしいものを持っていたものの、フィジカルが弱いため球際で劣勢を強いられる多かったピピですが、ここにきてフィジカル面が徐々に改善されてきています。今では全体練習と別に、個人でもフィジカル強化に取り組んでいることが結果として現れてきたようです。プレシーズンでも周囲を驚かせるプレーを見せていて、トップチーム昇格へまた一つステップを上がったといえるでしょう。
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ピピのプレーの凄さとは

抜群のキープ力

ピピは幼少期から繊細なボールタッチが特徴で、今でもそれは変わりません。
特にキープ力は抜群で、例え2人の選手に囲まれようと落ち着いていなし、次のプレーへと移ることができます。

広い視野

ドリブルで突破してフィニッシュに持ち込む際も、中井選手は冷静にプレーします。
それは常に視野を確保し、スペース、相手、味方といった情報を取り込んでいるからできるのです。
例えば、バイタルエリア中央に侵入しフィニッシュしようとして、DF3枚の内の1人が足を出して来ても、それをピピは把握していて、シュートモーションから切り返し、DFを1人剥がしてからフィニッシュすることができます。

しっかりした目的があるファーストコントロール

最後はコントロールで、特にパスを受けた時の質がすこぶる高いです。
例えば、右からのパスを受けようとして、目の前のDFがアプローチしてきます。しかしピピは相手がどのコースを切りながらアプローチをしているかを把握して、相手の背後にスペースが生まれていることがわかっていました。バウンドしている難しいパスを、上手くファーストコントロールして相手の背後に落ちるようにボールを流し、縦のスペースを突破する、といったことができるのです。

動画

11歳のあどけない頃から、抜群のセンスが光るプレーを見せていたピピの凄さが詰まったプレーが見られる動画です。

動画:YouTube【『銀河系への道』中井卓大 超プレー集 Best of “Pipi” Takuhiro Nakai God Skills.】

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現地メディアでも注目が集まる

マドリード・ダービーでの特集記事

レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードによる“マドリードダービー”が行われた際、現地メディアでは両クラブを比較する様々なことが話題に挙がっていました。スペイン紙「AS」は「未来のダービー」と題した特集記事を組み、両クラブの期待の若手5人が紹介されたうち、レアルの4番目として「ピピ」こと、17歳の日本人MF中井卓大が登場しました。

「10歳の時からすでにレアルに在籍し、ジネディーヌ・ジダン監督はすでにトップチームの練習にも参加させており、創造性をユースチームで発揮している」

と紹介し、2023年を代表する60人の才能の1人として、英紙「ガーディアン」で紹介されたことも伝えた。
そして文末では

「ピピ-クボの日本人デュオが、この先10年のダービーのどこかで見られるかもしれない」

とまとめています。

11歳当時の驚愕テクニック

スペイン紙「AS」では別の機会ににも、「マルセロがピピを見てこんな顔になった日」と題し、1つの動画を紹介しています。
それは過去にマルセロがアレビンA(U-11〜U-12)のトレーニングを見学しに行った際、ピピの足技を見て驚愕したシーンの動画です。動画の中で当時11歳のピピが細かい高速タッチのドリブルを次々と披露します。マルセロは呆気にとられ、感嘆の声を漏らし「僕がそんなことしたら転んでしまう」と言ったことも伝えられています。
この動画は当時も大きな反響を呼びましたが、それから数年の時を経て、ピピとマルセロはトップチームの練習で再会を果たしました。17歳になったピピがこのまま順調にステップアップすれば、試合での共演も見られるかもしれません。

出典:Twitter【Diario AS @diarioas】

これからの10年が楽しみ

日本にプロリーグが誕生して27年ですが、近年では日本人選手が欧州のクラブでプレーするのは当たり前になってきました。これからの10年では、レアルやアトレティコのようなメガクラブで、日本人選手が活躍することが当たり前の時代がやってくるのか、とても楽しみです。
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