元イタリア代表デル・ピエロから学ぶストライカー哲学
ユベントスやイタリア代表で活躍したアレッサンドロ・デル・ピエロ氏。
多彩なシュートテクニックでゴールを量産し、ファンタジスタと称賛され尊敬を集めました。
そんなデル・ピエロ氏の得点パターンの中でも、もっとも有名なのが左斜め45°からのシュート。右足から放たれるファーサイドへのシュートは、防ぐのが難しく、45°のエリアは「デル・ピエロ・ゾーン」と呼ばれるようになりました。
デル・ピエロ氏に限らず、一流の点取り屋たちは自分の得意なシュートの形を持っているもの。
そこで、「デル・ピエロ・ゾーン」からストライカーが学ぶべきことを解説していきます。
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自分の得意なゾーンを明確にする
動画:YouTube『デルピエロ ユベントスのレジェンド芸術Goals & Skills | Alessandro Del Piero』デル・ピエロ氏はさまざまなシュートパターンを持っていましたが、もっとも得意な左斜45°からのシュートは、自分の利き足、体格、キック精度などから導き出された絶対に決められる形でした。
ここから学べることは、自分にあったシュートの形を見つけることです。ゴール前のいろいろな角度や距離からシュートを打ち、ゴールできる確率の高いパターンを探します。
このとき蹴り方、回転のかけ方、フェイントの使い方など、とにかく色々と試してみましょう。
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絶対のゾーンへ持っていく方法を探す
絶対な自信のあるシュートパターンを見つけることができたら、どのようにしてそのエリアでボールを受けるかを考えます。
絶対的なシュートを持っていても、打つチャンスがなければ意味がありません。
得意なエリアでシュートの形を作れるように、味方からのパスを引き出す工夫をしましょう。
自分がドリブルでエリアまで運ぶのも大事です。得意な形でシュートを打つ回数を増やすために、そこまでの道のりをいくつか用意しておきましょう。
相手が警戒する武器を身につける

©Photo:unsplash.com[Omar Ram]
相手のDFやGKがファーへのシュートを警戒するため、ニアサイドへのシュートや味方へのパスなども効果的になっていたのです。
このように必殺技を持つことで、さらにプレーの幅を広げることができます。絶対的な武器はシュートだけではありません。
自分の特徴やプレーエリアに合わせて、ドリブルやスルーパスなど相手が警戒する必殺の武器を磨きましょう。
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