ボールを高く上げすぎない方がいい
リフティングがあまり続かなかった頃、「ボールを高く上げすぎない方がいい」と言われた経験があるでしょう。足に力を入れボールを高く上げると、コントロールが難しくなり、ボールの芯を捉えにくくなってしまうからです。
逆の見方をすれば、高く上げるリフティングはボールの芯を捉えるトレーニングになります。
そこで、「YouTube」にあるハイボールリフティングの動画を紹介します。普通のリフティングができるようになってきた人におすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
ボールの芯を捉えるとは

Photo:Pixabay.com[phillipkofler]
ボールの芯を捉えることは、ボールコントロールの技術に必要なだけではありません。ボールにしっかり力が伝わるようになるので、インステップやインサイドの精度や威力の向上につながります。
回転しないように真上に上げる
まずは、インステップやインサイドでボールを高く蹴り上げてトラップ、また蹴り上げるというのを繰り返すトレーニング。蹴り上げるボールが回転してしまうのは、ボールの芯からはずれているからです。ボールの芯を捉えるためには、回転しないように真上に上げるようにしましょう。
また、トラップはできるだけ胸や腿(もも)を使わず、インステップやインサイドでボールに回転がかからないように行いましょう。そうすることで足下のトラップの技術は格段に上がります。
3〜5mの高さで連続でリフティング
難易度を上げ、トラップを挟まずに、ステップを踏みながら3〜5mの高さで連続でリフティング。ボールの芯を正確に捉えなければ、回転してしまったり、ボールが変な方向に行ってしまうので、リフティングが続きません。難しい場合は、2mくらいの高さから徐々に上げていくようにしましょう。
3〜5mの高さでできるようになったら、今度は少し動きを入れてみます。ボールは真上ではなく頭の上を越すように蹴り、体を180度回転させてまた蹴るというように、体の向きを変えながらリフティングを続けてみましょう。
ハイボールリフティングができるようになると、普通にリフティングするよりも、正確にボールの芯を捉えることができます。自主トレや練習前などに、ぜひやってみてください。
動画:YouTube『1人で出来るトラップ練習【ハイボールリフティング】 Improve Your Ball Control Tutorial | Xavi, Iniesta and Busquets Drill』
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