レベルの高い選手ほど、インサイドのトラップからキックまでを素早く正確に行います。インサイドパスは基本技術である分、極めることで周りの選手と差をつけられるといえるでしょう。
YouTubeにある『REGATEドリブル塾』では、FC琉球に所属する上里一将選手を招いて、インサイドで止めて蹴る技術と練習方法を紹介しています。プロ16年、5クラブを渡り歩いた大ベテランがこだわるにこだわったインサイドの極意、これは必見です。
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正確に止めて蹴るにはポイントが大事
ボールの当たる場所と足の当たる場所がピンポイントで合うと、足下に正確に止めることができます。このポイントが定まっていないとトラップがズレてしまい、次のプレーをスムーズに行うことができません。
ボールのポイントは真ん中より少し上。動画内の上里選手のトラップを見るとイメージしやすいと思います。
蹴るときのボールと足のポイントは、止めるときと同じ。力がボールに伝わりやすいポイントで蹴ります。
正確なポイントで蹴ることができれば、しっかりボールに力が伝わるので、強く蹴ろうとする必要はありません。ヒザから下をコンパクトに振ることを意識します。
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何度も練習してポイントを見つける
ボールをピタッと止めることができるポイントは、ボール、そして足のどの部分なのでしょうか。
人によってボールを蹴るフォームや股関節、足首の柔らかさなどはバラバラ。そのため、自分にあったポイントを見つけることが大切です。上里選手はボールが正確に止まるポイントを何回も練習して見つけたといいます。
普段のトレーニングでも、ただインサイドパスの練習をこなしていくのではなく、ポイントを意識することで練習の質を高めることができます。ミスをしてしまった場合は、どこにあたったから上手くいかなかったのかまで考えられると、上達するスピードは上がっていくでしょう。
基礎技術に終わりはありません。言えるとは、プロの選手はこの一見すると地味な練習に対して真摯に向き合って、どこまでも探求を続けているということ。
だからこそ、どのような状況でも正確なプレーが実現可能になります。
動画:YouTube『【止めて蹴るの達人】現役Jリーガーが教える「止めて蹴る」の極意と練習法!』
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