ついに再開するリーガ!待ちきれない人に見てほしいバルサのカウンターアタック!

ラ・リーガがついに再開します。新型コロナウイルスの影響で中断していた世界のサッカー。欧州では中止の決断をする国も出ている中、スペインのリーガ再開はサッカーファンにとって喜ばしいニュースとなりました。やはり注目すべきはFCバルセロナ(以下、バルサ)だというサッカーファンが多いでしょうか。バルサの再開後初戦となるマジョルカ戦は6月13日(日本時間14日)です。

再開直前の今。バルサの華麗なプレー集を見ながら、その時を待つのはいかがでしょうか。今回は、バルサの公式YouTubeが公開したカウンターアタックを集めたプレー動画を紹介したいと思います。バルサの特徴はスピードに乗ったパス回しで相手を支配する、いわゆるポゼッションですが、カウンターアタックにも見所が多いということを知れば、より再開後のリーガを楽しめるでしょう。

カウンターアタックのお手本のよう!バルサがいとも簡単に繰り出すも破壊力は抜群!

バルサのゴールは美しいパス回しから生まれるだ、けではありません。メッシをはじめとした豪華な攻撃陣が繰り出す目の覚めるようなカウンターアタックもまた、バルサの怖さです。そのプレーはお手本にしたいくらいの完成度です。

相手のパスをカットしたらすかさず前線へボールを送り、左サイドに素早くボールを展開。そこから止まることなく2人目、3人目がスピードに乗ってスペースに走り込んでくるのがわかります。そのまま流れるようなパス交換でボールを運んでいきました。相手DFは一瞬のタメを作るネイマールに対してボールウォッチャーとなっているので、中央に走り込んでくるメッシを捕まえることができていません。最後は待ち構えるメッシにボールが渡るとあっさりとゴールネットを揺らします。

まさに電光石火。いとも簡単にやっているように見えますが、選手個々の技術や判断力の高さがそのように見せるのです。シンプルなカウンターアタックですが、世界最高峰クラブだからこそ確実にゴールに結びつけられたプレーでした(動画は次のページ。このシーンは2:39〜)

美しいカウンターアタック!これぞバルサのプレーだ!

バルサらしい連携から生まれたゴールです。自陣ゴール前でボールをカットすると中央でボールを運び、右サイドに展開、すかさずサイドチェンジ。そこからショートパスをつないでペナルティエリアに侵入します(このプレーは5:22〜)。

動画はコチラ!

YouTube:『BARÇA’S DEADLIEST COUNTER ATTACKS』

 

細かいパス回しの連続でしたが、ゴールを決めたメッシにつながるまで計5本。さらに着目すべきは、このカウンターアタックの起点となるサイドチェンジのパスを出したのもまたメッシであるということ。中盤でボールを放したあとはゆっくりとゴール前へ。最後はしっかりとペナルティエリアの中で仕事をしています。

ポゼッションスタイルならではのカウンターアタックに注目!

ポゼッションで他のクラブを圧倒していたバルサですが、最近はそのスタイルが必ずしも通用しなくなってきています。異次元すぎるメッシのためのシフトを敷く監督も多く、それに対する批判的な意見も目立つようになりました。全盛期だったグアルディオラ体制以降、中心選手の移籍があったり、何度か監督の交代があったりと、スタイルに多少の変化があるのは仕方がありません。

それでも、クライフ以降に築き上げてきた伝統のポゼッションスタイルがベースになっていることは確かで、選手のクオリティが世界有数であることに変わりありません。近年はリバプールのクロップ監督が提唱するゲーゲンプレスに見られるような、ショートカウンター主体のスタイルが多く見られるようになりました。しかし、そのなかで異彩を放っているバルサのカウンターアタックに注目して、再開後のリーガを楽しむのも良いかもしれません。

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