ヘディングで後ろにそらす技術
今回は、ヘディングで後ろにそらす技術についてご紹介します。
ヘディングはシュートやパス、クリアの時など多くの場面で使用する技術です。
その中で、ヘディングで後ろにそらす技術は、とくにFWの選手が習得しておくとよいプレーになります。
そこで、ヘディングで後ろにそらす技術を高めるために、どんなことを意識すればよいのか詳しく解説していきましょう。
ヘディングで後ろにそらす技術
まずは、参考にこちらの動画0:45の場面をご覧ください。
動画=YouTube[【高円宮杯全日本U-15】準決勝 川崎フロンターレU-15 vs FC東京U-15深川]
この動画では、FC東京U-15深川の攻撃シーンが見られます。
0:45の場面を見ていただくと、ゴールキックから飛んできたボールを、1人の選手がヘディングで後ろにそらし、相手DFラインの裏へボールが落ち、それに反応した選手がゴールを決めています。
自陣のゴールキックからゴールが決まるまで、2本のパスのみでチャンスを作り出しました。
注目してほしいところが、ヘディングで後ろにそらした選手です。
このヘディングで後ろをそらすプレーを成功させるためには、いくつかポイントがあります。
そのポイントとは一体どのプレーでしょうか。
それは、「ジャンプする位置、タイミング」「ヘディングでそらす場所」です。
ジャンプする位置、タイミング
まず、ジャンプする位置を見ていただくと、相手よりも前でジャンプしていることがわかります。
相手より前でタイミングよくジャンプすれば、当然相手よりも先にボールに触れることが可能です。
また、ジャンプするタイミングも非常に重要になります。
早すぎず遅すぎない、自分の最高到達点でヘディングをすることで、より勢いのあるボールを後ろにそらせるのです。
ヘディングでそらす場所
もう1つのポイントが、ヘディングでボールをそらす場所です。
動画0:45の場面を見ていただくと、相手DFラインの裏へボールが出されています。
この位置にボールが落とせるだけで、相手DFは対応に遅れ、一瞬で決定的なチャンスを作り出せるのです。
ヘディングでそらすプレーは、雑になりがちですが、意識するべきことを丁寧に行えば、大きなチャンスを作り出せます。
ぜひ意識して取り組んでください。
サッカー用品を多数掲載中!!↓
◆関連記事◆
【動画解説】カウンター時のドリブルは後方の状況も把握しながらコースどりを変えよう!
コメントを残す