今回は、SBの選手に習得してほしい攻撃参加の時に意識するべき3つの技術についてご紹介します。
近年ではSBの選手からゲームメイクやチャンスメイクを行うチームが増えてきています。
単純に上下に走る運動量があるだけのSBでは、通用しなくなってきているのです。
SBにも足元の技術が不可欠であり、サッカーを理解し頭の良い選手でなければいけません。
そこで、動画を参考にSBの選手に習得してほしい攻撃参加の時に意識するべき3つの技術を詳しく解説していきます。
SBの選手に習得してほしい技術とは
SBに求められる戦術として、まず挙げられるこが攻撃参加です。
しかし、攻撃参加をするとき何も考えず走り出してはいけません。
何も考えずに攻撃参加してしまうと、奪われた後のリスクが高くなるからです。
そこで、こちらの動画2:29の場面をご覧ください。
https://youtu.be/9plkxKxDqg0
こちらでは、U-17日本代表のSBの選手の攻撃参加シーンが見られます。
そして、このプレーの中に攻撃参加の時に意識してほしい3つの技術があるのです。
その3つの技術とは、一体どのプレーなのでしょうか。
それは、「ボールを受ける位置」「フリーラン」「クロスを上げる場所」です。
ボールを受ける位置
まず攻撃参加で意識してほしいプレーが、ボールを受ける位置です。
動画2:29の場面を見ていただくと、MFラインまでポジションを上げて受けていることがわかります。
このポジショニングをとることで、相手の第1DFライン(FW)を超えているため、プレッシャーを回避できるのです。
相手DFラインの裏でボールを受けられる選手は、自然と良い形で前を向いてプレーできます。
フリーラン
動画2:29の場面を見ていただくと、ドリブルではなく簡単にパスを出して再びフリーランして動き出していることがわかります。
もし密集した場面でドリブルを選択していれば、ボールを奪われカウンターを受けていたかもしれません。
そこでパスを選択し、相手をボールへ集中させることで、一瞬中央に寄せサイドのスペースを作り出したのです。
そしてそこに走り込むフリーランはSBには必要不可欠な能力でしょう。
クロスを上げる場所
最後に意識してほしい技術が、クロスを上げる場所です。
動画2:29の場面を見ていただくと、GKとDFの間にクロスが上げられていることがわかります。
この位置にクロスを上げることで、相手DFは自陣のゴールに体をつけてプレーすることになり、対応が難しくなるのです。
そしてシュートを打つ選手は相手ゴールへ向かってシュートが打てる、このクロスは相手のプレーをやりづらくし、味方のプレーをやりやすくするクロスなのです。
ぜひ今回ご紹介した3つの技術を意識して、取り組んでください。
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