中盤からボールを運ぶ際に意識すべきこと
今回は、久保建英選手のユース時代のプレーを参考に、中盤の位置からボールを運ぶときに何を意識するべきなのかについてご紹介します。
現代サッカーでは、中盤からボールを運ぶ技術は不可欠です。
ボールを運ぶことで相手DFを前に引き出せ、その瞬間に味方選手がフリーになります。
そこで、久保建英選手の動画を参考に、中盤の位置からボールを運ぶためには何を意識するべきなのかについて、詳しく解説していきましょう。
中盤の位置からボールを運ぶためには
まずは久保建英選手のユース時代のプレーをご覧ください。
この動画の中で見てほしいのが、2:05の場面です。
動画=YouTube[久保建英(Takefusa Kubo)選手 クラブユースサッカー準決勝・決勝のプレー集 FC東京U-18のクラセン2連覇に導く]
中盤の位置からボールを運ぶためには、的確な目的を持ってプレーしなければいけません。
何も考えず前に出るということは、中盤のスペースを空けるだけでなく、ボールを奪われた場合のリスクも高まります。
そのため、中盤からボールを運ぶためには、あるプレーを意識して行わなければいけません。
そのあるプレーとは、いったいどんなプレーなのでしょうか。
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「素早く的確な判断能力」
![©Photo:unsplash.com[Jeffrey F Lin]](https://sakareko.com/wp-content/uploads/2019/10/jeffrey-f-lin-6k0VD3xNw6U-unsplash-1-1024x682.jpg)
Photo:unsplash.com[Jeffrey F Lin]
これは今の自分の現状を把握するための動きであり、久保建英選手は首を振ってフリーだと判断し素早く前を向きます。
そしてそのままゆっくりと前進していますが、このときも顔を上げて周りの状況を把握しながらドリブルしています。
そして急激にドリブルスピードを上げ、前の空いていたスペースへドリブルを仕掛けました。
動画だけ見ると簡単なプレーに見えますが、これは久保建英選手の素早い判断能力があったからこそできたプレーです。
もしターンと同時に素早くドリブルを開始していたら、相手はドリブルを警戒しプレス強度を上げてきたかもしれません。
ドリブルの前にゆっくりとしたドリブルを選択したからこそ、相手はパスを警戒しました。
このプレー判断ができたからこそ、スピードを上げて前にドリブルでき、なおかつDFは1歩遅れてしまったため、ボールを奪えなかったのです。
このようにサッカーは一瞬の的確な判断で決まります。
ぜひ意識して取り組んでください。
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