大迫勇也選手のポストプレーやターン技術
2008年の選手権で計10得点を挙げ、1大会最多得点記録を達成した大迫勇也選手。現在では日本代表の中心選手として、不可欠な存在にまで登り詰めた大迫勇也選手ですが、その実力は高校時代から飛び抜けていました。
大迫勇也選手の武器といえば、ポストプレーや正確なコントロール・ターンなどが挙げられます。
これらのプレーには重要なポイントがあり、このポイントを習得できれば、大迫勇也選手のようなポストプレーやターン技術が身につくでしょう。
それでは重要なポイントについて、詳しく解説していきます。
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大迫勇也のポストプレーやターンのポイントとは

Photo:Pixabay.com[Pixel-Sepp]
しかし、世界の強靭な肉体を持つ選手達にも、負けることなくボールをコントロールしています。
そこで、大迫勇也選手の高校時代のプレーを動画で見てみましょう。こちらの0:12の場面をご覧ください。
動画=YouTube[大迫4試合連続2得点!鹿児島城西vs兵庫 滝川第二 090105 高校サッカー4回戦]
非常に簡単にプレーしていますが、あれだけスムーズにボールを収めてターンすることは難しいです。
なぜ大迫勇也選手はポストプレーやターン技術が突出しているのか、これにはいくつかポイントがありました。
そのポイントとは
- ボールが来る前の首振り
- 腕を使ったブロック
- 相手からボールを遠ざけるトラップ
これらが挙げられます。それでは1つずつ解説していきましょう。
ボールが来る前に首振り
動画0:12の場面を見ていただくとわかるのですが、大迫勇也選手はパスが来る前に首を振ってDFの位置を確認しています。
この首振りはポストプレーはもちろん、サッカーを行う上で不可欠なものです。
今自分がどこにいるのか、敵味方の位置などを把握するためには目で確認することが重要になります。
腕を使ったブロック
大迫勇也選手がなぜポストプレーが上手いのか、その1番の理由は腕の使い方に優れているからです。
動画0:12の場面でも、相手がプレッシャーをかけてきた瞬間に腕で相手をブロックし、プレーエリアに入らせないようにしています。
このように腕を使って相手をブロックできる技術が身につくだけで、ポストプレーの正確さは格段に上がるでしょう。
相手からボールを遠ざけるトラップ
最後に、大迫勇也選手は相手からボールを遠ざけるトラップが非常にうまいです。
動画0:12の場面では、相手が左側からプレッシャーをかけてきていることを首を振って確認し、相手から遠い右側へトラップすることで素早くターンすることができました。
もしこの場面で首を振って状況を確認せず、相手がいる方向へトラップしていたらボールを奪われていたかもしれません。
大迫勇也選手は、首振りからターンまでの一連の動作を正確に無駄なく行えるからこそ、あれだけポストプレーが成功するのです。
大迫勇也選手のようなポストプレーを行いたい選手は、まずは首を振って相手を確認すること、そして相手を腕でブロックしながら遠い位置にトラップできるように心がけてください。
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