圧倒的なテクニックとドリブル技術がある選手を輩出する静岡学園。
その中でも、素晴らしいテクニックのある選手として注目されていたのが小山尚紀選手でした。
選手権で魅せたテクニック・ドリブル技術は群を抜いており、強敵の相手DF陣もスルスルと交わしていました。
なぜ静岡学園の選手はドリブルで相手を交わせるのか、なぜ小山尚紀選手のテクニックは強敵にも通用しているのでしょうか。
そこには2つのポイントがあったのです。今回はこのポイントを詳しく解説していきます。
なぜ小山尚紀はドリブルで相手を交わせるのか
小山尚紀選手はもちろん、静岡学園の選手がドリブルで相手を交わせるのには、いくつか技術的なポイントがありました。
そこで、まずはこちらの動画の最初のプレーをご覧ください。
動画YouTube[【小山尚紀/静岡学園14番】”シズガク”の中でも際立つテクニック]
こちらの動画では、選手権で小山尚紀選手が魅せたドリブル〜ゴールまでのシーンが見られます。
このゴールシーンは小山尚紀選手の良さが滲み出ているゴールでした。
そしてこのプレーに、ぜひ習得してほしい2つの技術が隠されているのです。
その2つのプレーとは、どんなプレーなのでしょうか。
その答えは
- 顔を上げたドリブル。
- 多くの選択肢を持ちながら仕掛けている。
この2つになります。それでは、それぞれ詳しく解説していきましょう。
顔を上げたドリブル
まず動画で見ていただきたいのが、小山尚紀選手のドリブル時の顔の位置です。
小山尚紀選手はドリブル時、顔を下げてボールを見ているのではなく、ボールを見ずに顔を上げて周りを見ながらドリブルしています。
正確には、ボールは見ていないわけではなく、間接視野で見ているのです。
小山尚紀選手は、顔を上げても間接視野でボールが見える位置にボールを置いてドリブルしています。
顔を下げてドリブルしていては、周りの状況が理解できません。
小山尚紀選手のようにドリブルで交わすためには、まずは顔を上げてドリブルできるかが重要になります。
多くの選択肢を持ちながら仕掛けている
小山尚紀選手は常に多くの選択肢を持ちながらドリブルで仕掛けています。
動画を見ていただくと、ドリブルの途中で1度味方とのワンツーのプレーをしています。
もし顔が下がっていて、ドリブルすることしか頭になければ、ワンツーで相手を交わすプレーはできなかったでしょう。
小山尚紀選手のように顔が上がっていて、なおかつ多くのプレーの選択肢を持っていれば、その状況に合わせてドリブルやパスを織り交ぜてプレーできるのです。
ドリブルで相手を交わすためには、相手にドリブル以外のプレーができることを見せることが重要になります。
パスやシュートもできる選手だからこそ、ドリブルで相手を交わせるのです。
ぜひ小山尚紀選手のドリブルを参考にしてみてください。
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