DFとMFのライン間でボールを受ける動き
今回は、南野拓実選手のプレーを参考に、DFとMFのライン間でボールを受ける動きについてご紹介します。
南野拓実選手は、現在プレミアリーグのリヴァプールに所属していますが、南野拓実選手が海外でも活躍できる理由として、ポジショニングの良さが挙げられます。
決して体が大きいわけではない南野拓実選手ですが、ポジショニング能力に優れ、DFとMFのライン間でボールを受けるプレーが上手いため、決定的なプレーを演出できるのです。
そこで、動画で南野拓実選手のプレーを参考にしながらトレーニング方法について詳しく解説していきましょう。
ライン間でボールを受けるトレーニング

トレーニング方法
- ペナルティエリア付近にコーンを4つ置く。
- コーンの間がDFとMFのライン間だと想定して、コーン外からライン間に入ってパスを受ける。
- パスを受けたら素早く反転し、スルーパス。
- スルーパスを受けた選手はシュート。
◆関連記事◆
自主性を育むには「型」が必要!? プレーの決定ができる選手を育てるには
詳しく解説
まずはトレーニングの参考に、南野拓実選手のプレーをご覧ください。動画0:43〜1:15の場面でさまざまなライン間で受けたプレーが見られます。
動画=YouTube[Takumi Minamino(南野拓実) ● Skills, Assists & Goals ● 2019/20|HD]
このトレーニングのポイントは、「最初からライン間で待つのではなく、あえてスペースを空けておいてタイミングよく入る」「パスを受けたら素早く反転してゴールを向き、チャンスを作り出すイメージ」です。
まずライン間でボールを受けるコツは、タイミング良く入り込むことになります。
南野拓実選手がなぜあれだけうまくライン間でボールを受けられるのか、それはポジショニングを修正してタイミングよく入り込んでいるからです。
ライン間で受けることだけを意識していては、DFにも簡単に読まれてしまいます。
あえてスペースを空けておくことで、実際にパスを受けたときにプレーがしやすくなるのです。
そして、ライン間でボールを受けたときは素早くターンをしてゴールへ向かうことも重要になります。
ライン間でボールを受けると、DFもしくはMFは誰がプレッシャーをかけるべきなのか一瞬の間ができます。
そのタイミングを見逃さず、シュートやスルーパスが出せれば決定的なチャンスを作り出せるのです。
動画の南野拓実選手も、ライン間で受けて反転からスルーパスが素早く、決定的なチャンスを作り出せています。
ぜひポジショニングと素早い反転を意識して取り組んでください。
質の良い睡眠で体をしっかり休めよう↓
◆関連記事◆
自主性を育むには「型」が必要!? プレーの決定ができる選手を育てるには
コメントを残す