あなたは大丈夫?海外でサッカーをする上で避けては通れない「ビザ問題」とは

海外でプレーするにあたり、どうしても避けては通れないのがビザの問題だ。

通常、国外に長期間滞在する場合、長期の滞在許可が得られるビザを取得する必要がある。

元々プロサッカー選手として生計を立てている選手であれば、移籍先のチームと契約をした際に、そのチームからビザが発行される場合が殆どだが、セミプロやアマチュアとして海外でプレーする選手は自分でビザを取得してから渡航するのが一般的だ。

また下部のチームになると、就労ビザを出せる程の契約内容を結べなかったり、チームに資金力がなかったりする場合がほとんどなため、就労ビザとは別の”滞在許可証”を出してくれる場合もある。これは都市部より田舎のチームに多く、チームの会長とそのチームのある街の市長との繋がりが強ければ強い程、滞在許可証が降りる可能性は高い。

その一方で、当初はチームの会長やその街の市長が一緒になって滞在許可証の取得の為に動いてくれてはいたが、取得に手間がかかりすぎてシーズン終了までに手続きが間に合わず、最終的には滞在許可が出ないまま不法滞在者として強制帰国させられるなんて事もザラにある。

このように滞在許可証は就労ビザでは無い上に、本当に出るか分からないモノでもあるため、それを求めて海外へチャレンジしに行くのはオススメしない。

ビザがチームから発行されるには、時間も手間もお金もかかる。

そのため海外でプロ契約を勝ち取るには、そんな面倒なビザを出してまで契約したいと思わせるような選手でなければならない。それだけの選手としての価値が必要である。

現役トッププロ選手にとっても厄介なビザ問題

イングランドのプレミアリーグでは、ビザを取得するために、以下①②の双方を満たす必要がある。
①出身国の過去2年間のFIFAランキングが平均50位以内であること
②過去2年間に行われたフル代表の公式戦出場率が以下を満たすこと(21歳以下の場合、過去1年間)
・FIFAランク1位~10位:30%以上
・FIFAランク11位~20位:45%以上
・FIFAランク21位~30位:60%以上
・FIFAランク31位~50位:75%以上

つまり、いくらJ1で活躍してようが、ヨーロッパ各国のリーグで活躍してようが、上記①②の基準を満たしていない選手はプレミアリーグではプレー出来ないのだ。

名門アーセナルやマンチェスターCに移籍出来たとしても、すぐにレンタルでドイツやオランダといった他国に借り出されてしまうのはこういったカラクリがあるからである。

多くの海外チャレンジャーを苦しめている”ビザ問題”。もしあなたが海外でのプレーを希望しているのであれば、事前に”ビザ問題”と向き合っておく必要があるだろう。

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